2015年03月

花言葉は、物思い、思慮深い
さて、昨日の軽井沢は気温がグングン上昇し、最高気温は17℃、さらには今日は20℃と
5月陽気です。
そんな中でイタリア料理に欠かせないシソ科の苗木の定植を行いました。
Herb
【バジル】 シソ科の一年草



きたともいわれ、もともと、ラテン語で「緑の草」
を意味します。
昨日、ウェザーニュースによれば、「名勝天龍峡」で『桜』の一輪咲きが確認されてそうです。
2014年度最終日の軽井沢は、最低気温が1℃、最高気温が20℃の予報です。
この暖かさで桜の生長は一気に進みますが、人間様同様、野菜の苗木も朝晩の体感差
が大きくなるので、温度管理を徹底しております。
桜の生長が一気に進みそうな、この3日。今日から軽井沢でも、17、19、18℃予報です。
いよいよ、春本番ですね。そこで、縦長の日本列島を活かした“新物”の食材のご紹介です。
2015シーズン、“旬”のじゃが芋

Potato
【五島のニシユタカ種】 産地:長崎県・JAごとう


◆保存性が高く、1年中値段が安定してことが魅力。デンプン質だけでなくビタミンCを多く含み
フランスでは別名「畑のリンゴ」とも呼ばれています。
◎産地の特徴・・春から初夏にかけてのじゃが芋と言えば、長崎県といってもよいほどの生産高
を誇る。この『味いちばん』は、エコファーマ―認定を受けた生産者によって無農薬栽培で作られる
五島列島の潮風、豊かな自然の中で栽培され、皮が柔らかくて、しかも剥けやすいのが特徴。
この時期採れるものは、みずみずしく香りも高く、ねっとりした食感です。
またエグみの素、グリコアルカロイドの量が少ないのでおいしく召し上げっていただけます。
◎おススメのレシピ・・『皮ごと素揚げ』
じゃが芋4個を洗って水気をきっておきます。これを4等分に切って180度のサラダ油できつね色
になるまで、揚げます。食べるときは、お好みで塩・胡椒をふってくださいませ。

100g ¥21- です。
今シーズンの九州産のじゃが芋は、鹿児島県産が少雨だったため非常に引き合いが強いです。
ぜひ、九州を代表する“新”じゃが芋をご賞味くださいませ。
■書評 黒の文化史
黒の文化史
著者 ジョン・ハーヴェイ
訳者 富岡 由美
出版社 東洋書林
発行 2014 07/31
《単純なタイトル本こそ、実は奥が深い》
大人気アーティスト、Mr.Childrenの『GIFT』の歌詞には「白と黒のその間に無限の色が拡がっている」とあり、
さらには「黒か白で答えろという難題を押し付けられ」と台詞もある。そう、ボク達はときに、「黒白はっきりさせる」などと使用する。やはり黒と白は特別な色であるとうかがえよう。
さて、今回はケンブリッジ大学の視覚文化化学科上級講師による「黒」の文化史です。この色の文化を古代ギリシャ・ローマ時代から遡り現代に至るまで辿ってくれています。古代先史時代からギリシアには黒い物品があった。それは、新石器時代になる前7500年頃、『黒曜石』を産していた。その古代ギリシアにおける黒には2系統の役割があった。それは、宝飾品、壁画、壺といった実用があり、他方では絶望、敗北、死の表彰であった。
しかし、聖書でも叙事詩では、比喩的な用法において使用された色は、血と流血の赤であったなど、前述のように各章様々な事例を用い「黒」を表現されています。その最たるものが「絵画」であろう。本書の冒頭では、万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチは「黒は色ではない」と記述されており、ルノアールは「黒こそ色彩の女王」と述べている。本書では様々な角度から「黒」という色を実に変遷を遂げて来たかが記述されており、実に面白いのである。昨今、絵画鑑賞がマイ・ブームのボクにとっては恰好の書籍となった。
何世紀にもわたる諧調の律動は、『百年周期』とも言われているそうだ。古代から記述されている「黒」の文化史」であるが、その広範な諧調の変化が初めて現れたのは、十五世紀といわれ、その時代ドレスの色合いは深まり、黒の人気が次第に高まり、おそらくカラヴァッジオの黒い芸術を奇貨とする十六世紀後半に頂点に達したというのが、著者の見解である。
それから、19世紀に入り新たなモダンスタイルとして輝色(ブライトネス)を如実に表現したのが、ル・コンビュジエである。「色には白ひとつがあると」言い放ち、しかしながら「(その)白の極上を際立たせたいのであれば、鮮やかで刺激に溢れる色彩を取り込むことだ」とも述べている。時代は前後するが、十七~十八世紀にかけての古典古代の白と鮮やかな色彩へ向かう諧調は、十八~十九世紀初めには再び暗い諧調へと回帰する。その時代時代の映し出す諧調の指標が、ゆったりとした周期で変換を繰り返し、その波はドレス、絵画、そして建物の内外にも確認することができます。我が国においては、フィリップ・スタルク設計によるアサヒスーパードライホールでも確認できます。
ボクのお気に入りの章は、第五章の「二人の黒い芸術家」です。まずは、上述したカラヴァッジオであり極端な明暗な。明暗な対比(キアロスクロール)に表現される描法は、明暗描法といわれ、ルーベンスを介してネーデルラントにももたらされ、さらには、あのフェルメールを経てもう一人の芸術家レンブラントに至るのである。
冒頭で、黒と白の記述をせていただいたが、世界の喪服には黒と白が存在し、また、結婚式の礼服にも白と黒。夜空を見上げれば、暗黒物質=ダークマターと黒の話題は尽きません。Mr.Childrenの歌詞ではないが、この両極端の意味と密接に結びつけられた色は、他にはないと思います。多少値が張る書籍ですが、そっと本棚に仕舞っておきたたいと思います。絵画好きの方には、とりわけおススメです。

著者 ジョン・ハーヴェイ
訳者 富岡 由美
出版社 東洋書林
発行 2014 07/31
《単純なタイトル本こそ、実は奥が深い》
大人気アーティスト、Mr.Childrenの『GIFT』の歌詞には「白と黒のその間に無限の色が拡がっている」とあり、
さらには「黒か白で答えろという難題を押し付けられ」と台詞もある。そう、ボク達はときに、「黒白はっきりさせる」などと使用する。やはり黒と白は特別な色であるとうかがえよう。
さて、今回はケンブリッジ大学の視覚文化化学科上級講師による「黒」の文化史です。この色の文化を古代ギリシャ・ローマ時代から遡り現代に至るまで辿ってくれています。古代先史時代からギリシアには黒い物品があった。それは、新石器時代になる前7500年頃、『黒曜石』を産していた。その古代ギリシアにおける黒には2系統の役割があった。それは、宝飾品、壁画、壺といった実用があり、他方では絶望、敗北、死の表彰であった。
しかし、聖書でも叙事詩では、比喩的な用法において使用された色は、血と流血の赤であったなど、前述のように各章様々な事例を用い「黒」を表現されています。その最たるものが「絵画」であろう。本書の冒頭では、万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチは「黒は色ではない」と記述されており、ルノアールは「黒こそ色彩の女王」と述べている。本書では様々な角度から「黒」という色を実に変遷を遂げて来たかが記述されており、実に面白いのである。昨今、絵画鑑賞がマイ・ブームのボクにとっては恰好の書籍となった。
何世紀にもわたる諧調の律動は、『百年周期』とも言われているそうだ。古代から記述されている「黒」の文化史」であるが、その広範な諧調の変化が初めて現れたのは、十五世紀といわれ、その時代ドレスの色合いは深まり、黒の人気が次第に高まり、おそらくカラヴァッジオの黒い芸術を奇貨とする十六世紀後半に頂点に達したというのが、著者の見解である。
それから、19世紀に入り新たなモダンスタイルとして輝色(ブライトネス)を如実に表現したのが、ル・コンビュジエである。「色には白ひとつがあると」言い放ち、しかしながら「(その)白の極上を際立たせたいのであれば、鮮やかで刺激に溢れる色彩を取り込むことだ」とも述べている。時代は前後するが、十七~十八世紀にかけての古典古代の白と鮮やかな色彩へ向かう諧調は、十八~十九世紀初めには再び暗い諧調へと回帰する。その時代時代の映し出す諧調の指標が、ゆったりとした周期で変換を繰り返し、その波はドレス、絵画、そして建物の内外にも確認することができます。我が国においては、フィリップ・スタルク設計によるアサヒスーパードライホールでも確認できます。
ボクのお気に入りの章は、第五章の「二人の黒い芸術家」です。まずは、上述したカラヴァッジオであり極端な明暗な。明暗な対比(キアロスクロール)に表現される描法は、明暗描法といわれ、ルーベンスを介してネーデルラントにももたらされ、さらには、あのフェルメールを経てもう一人の芸術家レンブラントに至るのである。
冒頭で、黒と白の記述をせていただいたが、世界の喪服には黒と白が存在し、また、結婚式の礼服にも白と黒。夜空を見上げれば、暗黒物質=ダークマターと黒の話題は尽きません。Mr.Childrenの歌詞ではないが、この両極端の意味と密接に結びつけられた色は、他にはないと思います。多少値が張る書籍ですが、そっと本棚に仕舞っておきたたいと思います。絵画好きの方には、とりわけおススメです。
今日は全国各地、広いエリアでお出掛け日和。『桜』の開花も進み、西・東の太平洋側では、
いち早くお花見を楽しめるそうでね。
春は、苦味を盛ろう!!
「ふきのとう」は、早春を代表する山菜です。信州ですから比較的容易に、野生ものを見つけ
られます。今では、手軽に店頭に並ぶので手軽に入手できます。
雪解けを待たずに顔を出すので、「ふきのとう」の天ぷらは人気メニューですが、作りおきもいろいろ
でき、料理も豊富な食材ですね。
ふき味噌もおススメですし、ご飯もお酒もすすむ、ほろ苦い春の味です。
⇐価格 1パック 約100g入り ¥200- です。
産地:信州・小諸市産
冬の体内にため込んだ、「毒」を排出するため、春は苦味の食材が目立ちます。
適度に摂取しデトックスを行ってくださいませ。
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