ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

2014年08月

大人気♪露地ブドウ第五弾!「シャインマスカット」好評販売中!!


夏の熱闘甲子園もおわり、信州はどしゃぶりの雨で、幾分秋の気配が感じられるようになりました。

今日は、露地ブドウ第五弾!!です。

Grape
【シャインマスカット】 山梨・八代支所
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◆品種の特徴・・「安芸津21号」×「白南」の交配から育成され2006年(平成18年)に
品種登録されたブドウです。大粒でマスカットの香りを持ち、糖度が約20度前後と高く
酸味は少なめです。種無しで皮が薄いため、皮ごと食べられるのが大きな特徴です。
食味に優れているだけでなく、果肉がしっかりしまっていて日持ちがよいことから近年
大人気のブドウです。
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価格 等級・青秀 サイズ3L 100g ¥149- です。





現在、当園で販売中の露地ブドウは、種無しピオーネ、ブラックビート、藤稔、そして
シャインマスカットです。

ぜひご賞味くださいませ。

書評 おいしい穀物の科学

■書評 おいしい穀物の科学-コメ、ムギ、トウモロコシからソバ、雑穀まで

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著者 井上 直人
出版社 講談社ブルーバックス
発行 2014 06/20



《最新の炊飯器でも、イネの繊細さには勝てない?!》
本書は三大穀物イネ、ムギ、トウモロコシを主にまとめた、なるほど雑学書籍と思いきや、そこはブルーバックスやはり奥が深かった。穀物の進化や食品としての加工性や保存性、環境との関わりが描かれているが、とりわけボクが興味を持ったのは『進化』である。「身近すぎて見えない」そんな印象の書籍でした。

「五つの物で食事を摂るとからだに良い」とされる伝承は、「五穀豊穣」に由来する。それは「気」自体が人為的な分類で今でも日本各地に残っている。食の多様化でその嗜好も和・洋・中とさまざまであるが、お米を全く最近食べていない日本人は少ないと思う。安倍政権の掲げる「攻めの農業」でコメは2020年までに2012年比で、4.6倍の約600億円の輸出戦略が掲げられている。さて、その「イネ」から見てみることにする。

水が多い環境で育つ作物は、イネ科とカヤツリグサ科くらいだ。微生物や虫の繁殖に適し、イネがそんな病害虫に対抗して生存できるのは、体を覆うガラスゆなわちケイ素(Si)をうまく利用し白亜紀から進化してきたそうだ。実は、イネの表皮の細胞はUVカットサングラスのように紫外線を吸収したり、流動するケイ素化合物までうまく利用して、葉の面積までコントロールしているという。光合成を行う単位面積あたりの表面積は、コムギやトウモロコシに比べ2倍以上とガス交換しやすいそうだ。

そして、ムギ類は粉にするが、お米は粒のまま食べる。粘弾性を好む日本人は、コメを炊き干しして食べるため、その嗜好と料理法に合った品種をセレクトしてきた。「Foodは、風土」の言葉通り、花崗岩由来の鉱物成分を含む良質米を風土が生んだのだ。その母岩が風化したものが水田に流れ込み、莫大な量の鉄、マグネシウム、ケイ素などの元素が、施肥では追いつけないほど天然供給されている。まさに自然・大地の恵みの恩恵をうけているのである。

また、最新のイネの研究では、穂が出る前に光合成産物を一般的に対内に保護する「備蓄能力(時間的保障能力)」があるという。よって出穂後に仮に日照不足になってもなんとか結実させる。イネらしい戦略が確認されている。日照にとどまらず、風向き、さらには気温とボク達がご飯で口にするまで繊細であることがわかった。だからこそ、日本に水稲技術は世界一精密と称されるだけに今後は、非接触・非破壊計測技術を用いた栽培技術が要求されよう。

本書によれば、現在コメは500種確認されているようだが、当園でも現在販売中のトウモロコシも新顔続々である。イネやムギは花粉を持つ葯や雌蕊(しずい)の穎花の中に同居し、ほとんど自殖するのに対して、トウモロコシは雌穂と雄穂が全く違う場所に着くため他殖が簡単なのである。近年よく耳にする「バイオマス」。これはトウモロコシが先駆けである。そこには「ケチの原理(無駄な器官を退化させ、同化産物を経済的に使うようにする)」ことが栽培化で起こり、穂軸がトウモロコシは太くなってきた。

食物は、ボク達の「腹を満たす」ものであると同時に、「報酬系の行動」をともなう。いずれにしても、植物の生理生態学的な性質と作物としての栽培や品種改良方法、加工手段や保存、食べ方はそれぞれ密接にかかわりボク達の食べ方は必然であったのだ。

まもなく、食欲の秋。その前にぜひおススメの「食」に関する書籍でした。

“生”プルーンリレー便!第11走者、希少品種「ブルータン」販売中!


昨日の午後から雨が降りだし、木曜日までお天道様しばしお別れになりそうです。
よって、繰り返しお伝えしておりますように、この果実は貴重ですね。

Prune
【生プルーン・ブルータン】 産地:信州・安曇野
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◆通常であれば、日本プルーンの発祥地より入荷したかったのですが、地元の卸売市場
に入荷なしということで、急遽「安曇野」より仕入れを行いました。

多分、一度の入荷で終わってしまう。貴重品種です。果重はLサイズでも大玉です。果皮も
濃厚なのが特徴です。
“生”プルーンは、晩生種(おくて)ほど、大玉になる傾向がありますね。
それにしても、過日の台風11号の影響がボディーブローのようにいろいろなフルーツに
損害をもたらしました。
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価格 1パック 等級・秀 サイズ・L ¥320- となっております。





ぜひ希少品種の“生”プルーンをご賞味くださいませ。

露地ブドウ第四弾!「種無し藤稔」好評販売中!!


当園の店内も桃からブドウへの割合が増えてきました。

Grape
【種無し藤稔】 産地:山梨・正徳寺
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◆品種の特徴・・「井川682」に「ピオーネ」を掛け合わせた品種で1985年(昭和60)に
品種登録されました。
果粒は平均20g前後と大きく、果肉はやわらかめで果汁が豊富です。平均糖度は17度
くらいと甘くて、適度な酸味もあります。
また、皮離れがよく食べやすいのも特徴のひとつです。

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価格 1ケース 約5kg 3L・7房入り 青秀 ¥5580- です。

一房バラ売り 100g ¥115- です。



◎ブドウは、肩の(上)の部分のほうが甘くなる傾向がありますので、下の部分から召しあがって
いただくと甘みが強くなって、より一層おいしくいただけます。

大粒でしかも種無しのブドウなので、食べごたえタップリです。ぜひご賞味くださいませ。

*なお、正徳寺産のブドウは、クオリティの高い順に青秀、赤秀となっております。

加納岩ピ~のピーチ、「幸茜」好評販売中!!


処暑が過ぎ、全国の生産高の約33%の収穫高を誇る、山梨県産ピーチを大詰めです。

Peach
【幸茜(さちあかね)】 産地:JAグループ山梨・加納岩支所
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◆品種の特徴・・『山一白桃』の枝変わりで誕生した桃で、果肉が硬いのが特徴です。
夏の終わり頃に登場する晩生種です。糖度は約15度以上と甘く、酸味は少なめです。
カリッとしたリンゴのような歯ごたえのピーチです。
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価格 1ケース 約5kg 3L・16玉入り 特秀 ¥5290- です。





甘~く、硬めの桃がお好きな方には、おススメの品種です。

*なお、加納岩支所の桃はクオリティの高い順に特秀、秀となっております。
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