ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

2011年03月

一つの時代の象徴の終焉、「赤プリ」本日閉館

一つの時代の象徴の終焉「赤プリ」本日閉館。そして・・・
「世界のタンゲ」故丹下健三氏が設計した地上40階の超高層ホテルで、1983年開業した「赤プリ」が本日閉館します。東京紀尾井町・グランドプリンスホテル(旧赤坂プリンスホテル)、バブル期にはデート&トレンディースポットとして人気を集めたホテルです。

P1180094画像は、2011、1月撮影

以前、東京のホテル御三家といえば「帝国・オータニ・オークラ」だったが、今や外資系(コンラッド、グランドハイアット、リッツ、ザ・ぺニンシェラ)etcなどの参入や老朽化もあり、本日幕を下ろし大規模開発へ向け再出発の予定だった。

皆様もご存知のように、2011.03.11 東北地方太平洋沖地震がおき、同ホテルを運営するプリンスホテルが、都に申し出て4月上旬から今回の地震の被災者の受け入れ先となる。期間は6月30日までだそうだ。


P1180096実際、今年ボクは1月に「赤プリ」を最後の記念にと思い京都の帰りに宿泊し部屋から「東京スカイツリー」を撮影した。まさかである・・・




3月30日現在、17都県の約2000カ所で、17万人が避難生活を余儀なくされている。収容人数には限りがあるが、寒さや今なお続く余震の恐怖から逃れ、このホテルで6月いっぱいではあるが、多少なりとも「安心」できる生活をしていただきたいとボクは思っている。

「大玉トマト植えこみ開始致しました」

先日、東京・靖国神社にて桜の開花が発表され、軽井沢地方もようやく最高気温が10℃という数字が週間予報では見られるようになりました。
 
P3300407P3300410本日、育苗センターでは、3月10日蒔いた「大玉トマト」の苗が成長して「大玉トマト」の苗の植えこみを開始致しました。



P3300404P3300402また、先日行ったポット(鉢)に苗をすべて植えこみ完了致しました。
ポット色の違いは、野菜の色に合せてあります。
約50,000ポット植え替え終了した写真です




書評 青の物理学

■ 書評 青の物理学 空色の謎をめぐる思索

03371267青の物理学

著者 ピーター・ぺジック
訳者 青木 薫
出版社 岩波書店
発行 2011 2/15


3月11日「東北太平洋沖地震」が起きた。それから約半月が過ぎ、この地球の青空のもと被災地の方々には、一日でも早く安心して日々暮らせるよう祈りつつ、今日はこの書籍をセレクト。

そして、ボクにとって2011第一4半期、BEST MY BOOKとなった。(2011、3月29日現在25冊読了)。

さて、本書の最大のテーマは、「空はなぜ青い?」のか。子どもの頃、疑問に思い、そのまま大人になった方々もきっと多いことと思う。そこではじまる。 Sky in a Bottle
本書の醍醐味は、ミステリー×歴史×人物で、1000年にもおよぶ「空」の謎解き解明劇だ。ある時は、昼の青空を思い浮かべまたある時は夜空を思い浮かべながら読了した。まず、ボクの大好きな色といわれれば、ブルーである。何故ならこの色は落ち着く。しかし古代ローマ人にとって青色は「変族」の色といわれ、また中国では「人間ならざるものを想起させる色」だったそうだ。

ギリシャで、目覚めたこの「空」の色への謎を、アリストテレス、プラトンらが、解明に挑み、そして「天才の中の天才」レオナルド・ダヴィンチもこの難題に挑む。レオナルドは、机上の空論ではなく、いまの「モンテローザ」まで登った。その当時、山とは、「地表にできたいぼ、あばた」といわれ、誰も近寄らなかった。しかしレオナルドは、山から空を眺めたのである。「絵画」の才能も持ちえたレオナルドさえも残念ながら、この難題は解明には至らなかったが、「空」に対して直感的には正しく捉えていた。そして、「人工の空」を最初につくりだしたのだ。

さらには、驚くべき巨人の登場である。「ゲーテ」だ。物理学に疎いボクにとってゲーテといえば「肖像画」のイメージばかりだったが、ゲーテもこの解明に挑んだ。彼は光の理論を展開し結果的には間違っていたのだが、生物・形態学の進化という意味で多大な業績を残す。そして、デカルト、ニュートン、18世紀の最大・最高の数学者「オイラー」まで登場し、シャーロック・ホームズの「ありえないことを一つひとつ消していって最後に残ったものが真実だ」的のストーリーは展開する。さて、この一見この単純な「空はなぜ、青いの?」を解明した人物とは、本書では、アルベルト・アインシュタインとなっている。

ちょっとわき道へそれるが、アインシュタインは、大正時代日本へ訪れた際以下のことを述べた。
「・・・・世界の文化はアジアに始まり、アジアに帰り、それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならぬ。
我々は、神に感謝する。天が我ら人類に日本という国を造っておいてくれたことを」。(大正11年11/16~40日間滞在)

話がそれてしまったが、1000年におよぶ「空はなぜ青い?」はどうやら「原子論」の先にあるようだ。
何故ならまだ「空=青」は正確には解明されていないのだから・・・
そして、最後にボクは、アインシュタインのことばを信じたいと思う。

「河内晩柑」(天草晩柑)入荷致しました

いよいよ、「河内晩柑」が入荷いたしました。
晩柑ですから、旬の「柑橘」のリレー便も第4コーナー回り、ラストスパートです。
 
九州では、「ビワ」や「マンゴー」の出荷がはじまりいよいよフルーツも春食材へ!!!
 
P3280396「河内晩橘」・・・大正時代に熊本・河内町で発見された柑橘で「ブンタン」系の自然雑種です。
(画像は、天草晩柑となっておりますが、消費者の方々にメッセージをわかりやすくするためです。)
果汁が豊富で果肉がやわらかくさっぱりした味わいです。





別名:『和製グレープフルーツ』とも呼ばれております。P3280398
 





♦ 輸入グレープフルーツとの違いは?

【その壱】 ポストハーベスト農薬不使用です。(収穫後の農薬が不使用です)ある食のジャーナリストいわく輸入のグレープフルーツは、日本から自動車をアメリカへその帰りにニューオーリンズ港から「グレープフルーツ」を運んでくるそうです。
 
【その弐】輸入グレープフルーツのような苦みがありません。
 
【その参】フードマイレージ(輸送距離×食材の重さ)が、国産ですので当然ECOですよね。
 
最後にこの柑橘は、霜が降りることろでは、栽培かなり難しい柑橘といわれております。
希少な柑橘、是非お愉しみ下さいませ。

「幻の柑橘・安政柑」&「はるか」入荷しました

「春のお彼岸」が過ぎても、今日の軽井沢地方はまたまた夕方から雪の予報。
やはり昨年からの「エルニーニョ現象」だろうか?そうなると、とりわけ信州の春はまだまだといった感じだ。
 
そこで、今日は2品種の柑橘をご紹介致します。
 
■ 1 まずは、幻という名の柑橘。安政柑(あんせいかん)

P3250391P3250390江戸時代の安政年間に瀬戸内海の島で偶発的に生まれた柑橘です。
1玉の大きさは画像のように赤ちゃんの頭ぐらい、本当に大きな柑橘です。
酸味が少ない淡黄色の果肉は甘さが強くさっぱりした風味が特徴です。
春休みのシーズンご家族でいかがですか?
 
■ 2 はるか
 
P3250393「日向夏」の自然交雑実生から育まれ、
じょうのうも厚め。
酸味は少なめでさわやかな甘みの柑橘です

主産地は、愛媛県と広島県です。

 

まだまだ、柑橘シーズンです。いろいろな品種をお愉しみ下さいませ。

 
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