何度も皆様には、お伝えしていますが、小林農園の今年のテーマは、進化である。
今回の書籍は、北京原人を題材にした進化についてのストーリーである。
主人公は、超がつくほどの一流の古生物学者、地質学者にして、イエズス会士であった。
フランス人「ピエール・テイヤール・ド・シャルダン」。結論から言うと、イエズス会と進化論の全面対決だ。
フランス、イタリアを完全追放され、中国へ。そこで北京原人のドラマチックの発見。
ダーウィンも研究に打ち込む際、一番悩んだ点が、研究本来ではでは、なく、宗教とのいわば戦いなのだ。
流刑された、テイヤールは、あの「シトロエン」との人類起源地、アフリカへ。
さらには、彫刻家の女性・ルシール・スワンとの淡い恋。内容は、盛りだくさんの書籍だ。
そして、今なお、謎である、北京原人の頭蓋骨。それは、今どこに・・・中国か?、日本か?・・・
日本人が、中国に侵略した際、北京原人の頭蓋骨を必死に探しまわった。それは、ある意味において、
人類の歴史の頭蓋骨が、中国の象徴だったからである。
最後、ピエール・ド・シャルダンは、ニューヨークで亡くなった。それもアメリカの復活祭の日だ。
復活祭とは、キリストが生き返ってことを記念する祭り、その日にテイヤールが亡くなった事も、何か
運命を感じる。進化と宗教を絡めた、ノンフィクションで、また別の意味においてエンターテイメントも
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