ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

ベジ太の根もある話

べジ太の根も葉もある話~「カリフラワー」編~


今日は、久しぶりに~「ベジ太の根も葉もある話・カリフラワー」編です。

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◆『カリフラワー』・・原産地は地中海東部。アブラナ科。ブロッコリーが白化してできたもので、17世紀頃
までは、カリフラワーとブロッコリーの区別はなかったとされる。
可食部は花蕾という蕾の部分。冬から春にかけて“旬”を迎えます。日本での収穫量の多い地域は、徳島
県、茨城県などです。

さて、べジ太の根もある話~カリフラワー編~です。

①:調理してもビタミンCの損失が少ないです
カリフラワーのビタミンCは加熱による損失が少ないです。ゆでた後でも可食部100gで1日のビタミンC
推奨量(*)の約半分摂取できると言われております。また、細胞分裂や代謝に欠かせない葉酸は、
生食した場合100g中94ug含むといわれております。
カルシウムとともに、丈夫な骨づくりを担うビタミンKも多い。
カリフフラワーに詳しい京都府立大学の藤目教授によれば、「カリフラワーは同じアブラナ科のブロッコリー
と異なり、“生”でも食べられる、しかも、ゆでても、ビタミンCの損失が少ない」と話します。

②:スルフォンファン、カリウムも豊富!!
アブラナ科の野菜であるカリフラワーには、がんになる前の異常化した細胞の増殖を抑制する作用
があるスルフォラファンが含まれております。
また、血圧上昇を抑制し、脳梗塞や動脈硬化の予防が期待されております。
カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2なども含まれています。

⇑の画像は通常の「カリフラワー」です。変色を防ぐため、外葉を蕾で包むように栽培されます。
また、画像右端は、円錐の花蕾が規則正しく並ぶ独創的な形が特徴の「黄緑カリフラワー(ロマネスコ
タイプ)」です。甘みがあり歯ごたえも良く、ブロッコリーに似た食感があります。

近年では、ロマネスコタイプの他にも、紫カリフラワーやオレンジカリフラワーなどが出回っております
ね。ビタミンCが豊富で、ダイエット食材として米国では注目されている食材です。

当園・栽培の朝採れ「カリフラワー」は、1玉 ¥150~¥200- で好評販売中です。
(サイズによって価格が異なります)

是非ご賞味下さいませ。

旬の食材!!ベジ太の根も葉もある話~カツオ節編~


ダイエットを気にされている方にとって『味覚の秋』、『食欲の秋』は、適度にダイエット食材を手軽に
取り入れたいものですね。

そこで、
今日のべジ太の根も葉もある話は、~「カツオ節」編~ です。

【カツオ節】
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◎カツオ節・・大形の回遊魚であるカツオの肉に、煮沸、いぶし、カビづけをして
保存性と風味を高めた伝統食材です。カツオ節は削ってそのまま食べることが
できる一方でで、素材の味を引き出す「だし」にもなります。
主な産地は枕埼、焼津、土佐清水などです。



P1010247写真⇑ 「枯節」・・まろやかな香りと酸味の少ない風味が特徴のカツオ節です。
写真下・・「パック入り削り」・・荒い節か枯節を削ってパック詰めにしたもの。
そのままあえ物などに。




ここがヘルシーカツオ節!!
①:カツオだしが満腹感を持続させます。カツオだしには満腹感を増強し、過食を防ぐ働きがある。実際に
男子学生19人が空腹時に同じカロリーのカツオだしと対照の水(デキストリン&食塩水を含む)をそれぞれ
対照の水のときに比べて空腹感を感じにくかったという研究報告もあります。
味の素イノベーション研究所の近藤氏の研究によれば、「カツオだしには、胃で食べ物を通常よりも長く
滞留させる効果がある。腹持ちがよくなり、満腹感が長続きする」と話します。

②血流を良くして疲労回復、美肌効果にも・水産加工を取り扱うマルトモ開発本部の土居氏によれば「カツオ
節には私たちの体で作れない9種類のアミノ酸すべてを含み、肌や筋肉の材料となるタンパク質源になる」。
本当に優れものですね。
また、カツオだしにはヒスチアイジンやアンセチンが含まれ、血流量を増やし疲労回復を促す効果があると
いわれております。実際に、運動後の疲労や精神作業後の疲労、眼精疲労を改善したりという報告も
あります。

また、お肌の水分量の低下が抑制されるという報告もあり、乾燥する冬の美肌対策にもおススメの食材
です。

満腹感が長く続く、注目のダイエット食材であり、アミノ酸の報告など新たな研究報告も見つかった
「カツオ節」。上手く活用したい食材ですよね。

ベジ太の根も葉もある話、クレオパトラも愛した「モロヘイヤ」編


軽井沢地域は、朝晩と秋の季節を感じるようになりました。
7月下旬から8月にかけての猛暑の疲れがドッと出る時季です。

そこで、今日はこの食材です!!
【ベジ太の根も葉もある話~『モロヘイヤ』編~】です
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◆シナノキ科ツナソ属・・同じ科の植物は30種以上あるとされるが、栽培されているのはタイワンツナと
ツナソの2種類だそうです。高さ2mほどになる草で長さ10cmぐらいの長楕円形の葉でギザギザが
あります。軟らかい茎は食べられます。

現在、国内の「モロヘイヤ」の一大産地は群馬県です。出荷量は全体の約3割を占めます。実は栄養価
が高く、高温・乾燥地帯でも育つ、極めて“生命力”の強い野菜です。クセのない味で、他の食材とも
合わせやすく、葉を刻んだり、茹でたりするとぬめりが出るのが特徴です。
オクラや長芋などにも含まれています。

【栄養効果のこと】・・①:近年は抗メタボ対策として注目を集めている「モロヘイヤ」。「モロヘイヤ」に含ま
れるポリフェノール成分のケルセチンには、体重増加や肝臓中性脂肪蓄積を抑制する働きがある」ことが、
島根県産業技術センターの調べで確認されました。

②:また、モロヘイヤにはβカロテン、ビタミンB群、ビタミンK、ビタミンE、カルシウム、カリウムが豊富に
含まれているそうです。これらの成分は、ガンや老化の原因となる活性酸素を減らす抗酸化作用がある
といわれております。また、免疫の活性化、骨粗しょう症の予防、また美肌効果も期待できるそうです。
緑黄色野菜の中で100g中、最もβカロテンを多く含むモロヘイヤ。ホウレン草の約2.5倍、ニンジンを
上回ります。

生パックの「モロヘイヤ」は、一袋約100gとして、ゆでた量で小鉢一皿ほどくらいです。
これを目安に毎日食べたい食材のひとつですね。

ベジ太の根も葉もある話~「モロヘイヤ」PartⅡ~
あの美女も食べていた!!美と健康に効く王様の野菜」ですね。海外ではエジプトを中心と中近東地域
で栽培されています。その昔、モロヘイヤスープでエジプトの王が重病を治したという伝承や、あのクレオ
パトラが食べていたという記録も。種子には強心作用がある成分が含まれているので、人やペットが
食べないよう、家庭菜園の場合は取扱いには、十分ご注意くださいませ。

★抗メタボ効果で注目の「モロヘイヤ」!!最強の抗酸化野菜も注目ですね。

ベジ太の根も葉もある話、色素成分たっぷりの~『ナス』~編

■ベジ太の根も葉もある話、色素成分たっぷりの~『ナス』編~   

昨日は、東京・都心で5日連続の猛暑日を観測し最長記録を更新したそうですね。
さて、今日は久々のベジ太の根も葉もある話です。

P1011810⇐の写真は、「ごちそうナス」です。
5本 1袋 ¥100- です。
ASAMANA・自家農園にて収穫中!!です。




◆ナス・・6~9月が旬の夏野菜。インド東部が原産地とされ、日本では奈良時代から栽培されきた。
世界中で1000種類を超えるナスが栽培されているといわれ、品種の多さが特徴でもあります。
日本でも「賀茂ナス」や「熊本赤ナス」など各地に特有のナスがあります。生産量は高知県が1位で
約10%を占めます。

【栄養効果 Ⅰ】・・夏に旬を迎えるナスには、ダイエットやメタボ予防に役立つ、抗酸化成分の
ポリフェノールが豊富に含まれております。
ナスの皮に多いポリフェノールが、紫の色素成分のナスニンです。これは、アントシアニンの一種です。
「ブルーベリーなどの紫色の植物に豊富なアントシアニンには、糖や脂質の利用を促す、“AMP
キナーゼ”という酵素を活性化する作用がある」とのこと。(中部大学・津田教授談)
また、高知工業技術センターの森山氏は「アントシアニン系のポリフェノールの抗酸化力はナスニン
が最も強かった」と研究報告をしております。従って、ナスニンを摂取するには、皮ごと食べることを
おススメしております

【栄養効果 Ⅱ】・・「クロロゲン酸には脂質分解を速める作用や、血液をサラサラにする作用、
副交感神経を刺激して気分を落ち着かせる作用の確認された」 (東京薬科大学 岡教授調べ)

【栄養効果 Ⅲ】・・ナスを170g相当で脂質代謝改善の可能性。ナスを1日に約170g(2本半)
相当を摂取することで、悪玉コレステロールLDLコレステロールの指標となるアポリポタンパクBが
低下したデータも確認されています。
よって、ナスに含まれる成分が脂質代謝を改善したと考えられます。

◎ナスの種類はとても多く、色は白や緑、まだら、形の丸いもの、長いものなど多彩です。
また、全国各地の伝統野菜にもなっており、選択するのも楽しいものですね。

定番からレアなナスまで、調理法でセレクトしてみはいかがでしょうか。

ベジ太の根も葉もある話~『モズク』編~


今日の「ベジ太の根も葉もある話」は、“旬”の野菜やフルーツではないのですが、『モズク』を
ご紹介したいと思います。

【ベジ太の根も葉もある話~『モズク』編~】
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◆「モズク」・・糸状の褐藻(シオミドロ目ナガマツモ科)で、種類やそれぞれ地方名も多いそうです。
長さは20~40cm。表面は細かい毛で覆われ、ぬめりに富みます。モズクの名は「海中でモ(ホン
ダワラ類)に付く」ことによるのが岩や石に生える種も多いそうです。

◎流通している8割は「オキナワモズク」といわれ、天然ものは日本海側に。

◎【栄養効果 Ⅰ】・・フライコダンを豊富に含み、便通を改善するといわれております
フライコダンは海藻の中で、モズク、ワカメ、昆布といった褐藻類にのみ含まれるぬめりの成分で
水溶性食物繊維の一種です。同じく水溶性食物繊維のアルギン酸も含まれているそうです。便秘
や下痢を解消し、腸を正常に保つのに役立つといわれております。
モズクのフライコダンは、他の藻類であるワカメや昆布の約5~10倍だそうです。
(琉球大学・田幸教授調べ)

◎【栄養効果 Ⅱ】・・ミネラルが豊富でヨウ素が少ないといわれております
“生”モズクは、100gには鉄分が0.2mg含まれているといわれております。一方で、ワカメやメカブ
に比べてヨウ素の含有量は少なめといわれております。「健常であれば上限なを気にせず、たっぷり
食べられる(早稲田大学・矢澤教授調べ)そうです」。1日200gの摂取で血清鉄が上昇したという
報告もあるそうです。

★フライコダンが腸内を改善し、鉄分がたっぷりの『モズク』。レシピの中に加えてみてはいかがで
しょうか。
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