▼書評 『ルポ 高学歴発達障害』

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ルポ 高学歴発達障害 (ちくま新書)

著者 姫野桂
出版社 筑摩書房
発行 2023-10-06




高学歴(早稲田、慶応義塾、上智etc..卒業)の人々が抱える発達障害にフォーカスしたルポタージュです。まず、発達障害には大きく分けてAⅮHⅮ(注意欠如・多動性障害)、ASⅮ(自閉スペクトラム)、LⅮ(学習障害)と3つがあり、これらの2種、3種が入り混じっている人がほんどとのこと。著者自身も発達障害を実際に抱えており内容には説得力があります。
もっともこの方々において顕著なのが

得意なことと不得意なことの差が大きいということが一番の特徴とも言える

言語性IQと動作性IQの差の大きさが顕著だということです。早稲田大学のとある当事者は言語性IQと動作性IQの差が40近くも離れていて、勉強はできても、誰かに指示されて動くなどといった働くための基礎とも言える部分が難しくなるそうです。誰しも得手不得手がありますが、とりわけ高学歴の発達障害者においてはそう言えるそうです。現代社会では、ニューロダイバーシティ(神経学的多様性)に適応した取り組みが必要だという考え方を支持されておりますが、社会に出てから¨あなたは早稲田大学を出ているんだから発達障害とは違う¨やエリート同期たちからニート扱い¨といった事例も掲載されております。

しかし、発達障害を抱える人々にとっては、そのような学歴や知識を持っていても、社会での適応にはさまざまな困難が伴うことがあります。我が国のトップクラスの大学を卒業し、高学歴であっても発達障害を持つ人々が直面する現実や課題について、本書はより具体的に理解することができると思います。実際、筑波大学などでは、発達障害者向けの学科もあるそうです。

まずは、上述した内容を改善するためには、社会全体が、発達障害を持つ個人の能力やニーズを理解し、それに適した環境や支援を提供する必要があるでしょう。彼らの才能や能力を活かさなければ逆に社会にとって痛手でしょう。彼らの学歴や潜在的な貢献が社会にとって繁栄される当たり前に社会が待たれます。

高学歴ルポ 高学歴発達障害

著者 姫野 桂
出版社 筑摩書房
発行 2023 10/10








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