▼ヴィーガン探訪-肉も魚もハチミツも食べない生き方

ヴィーガンヴィーガン探訪-肉も魚もハチミツも食べない生き方

著者 森 映子
出版社 KADOKAWA
発行 2023 01/10







《ヴィーガンとは思想、哲学、主義である》
本書によれば、我が国のヴィーガンは推定230万人だそうです。海外セレブでは、ナタリー・ポートマン、ビリー・アイリッシュなども公言しています。

著者の森氏は、時事通信の文化特信部に所属し、フットワーク軽く約2年に及ぶ徹底した取材は、ヴィーガンの方もヴィーガンでない方にもおススメの書籍です。

ヴィーガンになるきっかけは人、様々です。家畜のゲップによる環境問題、その動物らしい生活ができなない、豚舎、鶏舎の缶詰飼育からの動物愛護、とある病気からの健康問題、etc..

唐突ですが、皆さんはどんな食生活を送っておられますか?ボクは「プラネタリーヘルスダイエット」にほぼほぼ似たよな食事を摂取しております。「プラネタリ―ヘルスダイエットとは、ノルウェーの財団がランセットと組んだプルジェクト」

プラネタリーヘルスダイエットとは、
野菜、果物、ナッツ、豆類など植物性食品を倍以上に増やし、砂糖、赤肉などの消費量を50%以上減らす

というものです。
本書では、SDGsの流れからアメリカで上場した日本の代替肉のスタートアップ企業の代表から、逆に動物愛護法にもかかわる誰も知ってる日本の大手食品メーカーの豚舎での無残な実態も暴露されております。森氏は、その大手食品メーカーにその実態について問い合わせても回答が得られなかったそうです。

さらには、本書は忖度なしの徹底取材なので、ヴィーガンのリスクもしっかり綴られております。それは将来、脳疾患になりやすいというリスクと高齢(65歳以上)ともなってくると「骨折」のリスクが高まるそうです。逆に良い面は心疾患の罹患率が低下するとか、本書にと登場したアスリートは喘息が治ったなど、個人差はありますが、ヴィーガンの利点もあるわけです。

卵やお肉などは、野菜と同じように「生産者の顔が見える」食材が当たり前の時代が到来する予感すらあります。もはや、「卵」は、物価の優等生でなくてもよい のではないでしょうか??

人新世の時代の食生活に一石を投じた書籍でした。

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