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IMG_9448南極の氷に何が起きているか-気候変動と氷床の科学

著者 杉山 慎
出版社 中央公論新社
発行 2021 11/25







私たちが今後排出する温室効果ガスは、将来の気候変動を確実に左右する。
その結果が南極の未来を決める

人新世(人類が地球の環境など決定づける)の関する書籍が巷に溢れるようになりました。今回は地球科学・氷の大陸を称される、南極の氷床を紐解きながら、地球温暖化さらには、ボク達の生活について綴られております。

とにもかくにも、スケールが??面積は日本の約37倍、南極にある氷の量は言えば、日本人が生活に必要とする水を、約200万年間にわたって賄える計算である。

そこの氷床になにが??南極の西南極では、イベントと呼ばれるほどの融解が過去2度起こっています。温暖化の影響は、大陸一様ではないのです。端的に言えば、海水温の上昇の影響を受けやすい箇所から底面融解しています。過去40年以上にわたって南極の氷面質量はほとんど変化がありません。その一方で氷の流出は明らかに増加傾向にあります。
そして、氷流出の変化が質量減少のカーブと一致しています。このことは、
収入が変わらないまま、出費が増えているのと同等です。

現在の予測では、2100年には海水準の上昇は、1.5m~3mと推測できるそです。もっとも南極の氷床が全て融解するのは、約一万年かかるそうです。その時の海水準は、58mもの上昇と推測されております。

SDGs、人新世、サステナブル、etc..と環境への意識が高まっている昨今。地球科学の最前線の「南極の氷床」から捉え直すのも、よろしいかと思います。

地球環境にご興味のある方には、是非手にとっていただきたい書籍です。

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