昨日は、東京都美術館で催されている「クリムト展 ウィーンと日本 1900」に行ってきました。列、列長蛇の列です。入場するまでに約20分待ち です。

【クリムト展 ウィーンと日本 1900】
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世紀末ウィーンを代表する画家のグスタフ・クリムト(1862‐1918)の傑作を一堂に集めた展覧会が「クリムト展 ウィーンと日本 1900」です。クリムトの没後100年と、日本オーストラリア友好150周年を記念する展覧会でもあります。
クリムトの油彩画25点以上を展示する貴重な機会を体験してきました。
圧巻が全長35メートルに及ぶ壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な複製です。クリムトのテーマは、ベートーヴェンの交響曲第9番でした。悪の化身・巨人「テュフォン」。是非、皆さんもご自身の目でお確かめ下さいませ。
そして、クリムトにとって絵画においての絶対的な要素は、言うまでもなく女性の身体の抗いがたい美しさです。
また、クリムトは自分自身に対する極めて珍しい発言をしています。

「私は特別に面白い人間ではないと確信しています。(・・・)私は話したり、文章を書いたすることが得意ではありません。私が自分について、あるいは私の作品について何か説明をすると思うならば、大間違いです。(・・・)私について知りたい人は、芸術家としてしか見るべきものはないのですから、私の絵を注意深く観察するべきであり、そして私が誰で、私が何をしたいのかその作品から理解しようと試みるべきなのです」

と。クリムトの創作は鑑賞者の連想を促します。クリムトの描く世界の全体像を掴むことは容易ではないと思われます。個人としての存在、生命そして宇宙のより壮大な世界全体を結びつけるために、クリムトは象徴という手段を用いました。

P1016203会場:東京都美術館
本展覧会は 2019.07.10 まで

皆さまも是非、芸術の初夏をお楽しみ下さいませ。


 
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