味覚の秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、そして芸術の秋、皆さまはどのような秋をお楽しみいただいてますか?昨日、当園マネジャーは、東京都美術館で催されている「ムンク展」に足を運びました。

【ムンク展-共鳴する魂の叫び】会場:東京都美術館
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ノルウェーを代表するエドヴァルド・ムンク(1863-1944)の画業を油彩画約60点に版画などをあわせた約100点を通して振り返る「ムンク展-共鳴する魂の叫び」。晩年はノルウェーを代表する画家になりました。
小職は、叫んでいないムンクにも注目。幼少期に家族の死を体験して、やがて画家になることを目指したムンク。「死」に憑りつかれた狂気の画家?」ムンクはこう評するむきもあります。不安や絶望、死の恐怖など心の闇を描き、本人も神経症に悩まされました。
しかし、〝狂気〝ではなく、〝正気〝の画家であったのです。たとえば、『絶望』、無表情な人々が迫りくる『不安』、そして『叫び』を含めた3作は、「生命のフリーズ」の核となる作品であり、『叫び』は装飾プロジェクトの一枚だったわけです。

一方、40代になったムンクは、画家としての成功とは裏腹に、対人恐怖症などの神経症やアルコール依存の症状が重くなり、45歳のときにデンマークの精神病院で入院治療を受けます。それ以降、創作の興味や不安や死ではなく、社会やノルウェーへの祖国愛に向けられ、「労働者」や「講堂壁画」を盛んに描くようにさま変わりしました。

その代表作が『太陽』です。母国ノルウェーの歴史を見つめてきた太陽、そして生命の根源でもある太陽の光を力強く表現しました。

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小職が感動した一枚は、『疾走する馬』です。労働者を主題にした連作の一枚で、雪の中を馬ぞりが疾走、人々が茫然と眺める躍動的に描写されております。

因みに、オスロ市立ムンク美術館の新館は、2020年の夏に一般公開されます。現在の展示スペースの5倍となるそうです。新しいムンク美術館は、オスロを訪れる多くの人々にとって、最も魅力のある施設となりそうです。

気になった方は、時代を超えてボク達を魅了する〈ムンクの芸術〉を、是非チェックしてみて下さい。

P1014199P1014186本展覧会は、2019.01.20(日)までです。






さて、当園では中生種りんご~晩生種りんごが今が一番豊富の時季ということもあり、取り揃えてあります。
2018 11.07 現在、当園で販売中!!の信州産りんごは、しなのりんご三兄弟の二男「シナノスイート」、しなのりんご三兄弟の末っ子「シナノゴールド」、秋の夜長はこのりんご「名月」、独特の芳香が特徴の「王林」、シナノシリーズ「シナノホッペ」さらには、新物の「サンふじ」りんご少量入荷しました。

間もなく、本格的に信州〈特選〉サンふじりんごを入荷する予定です。今しばらくお待ちくださいませ。

フルーツやその他に関するご質問等は、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。
なお、当園では秋口の野菜のセット発送は行っておりません。ご了承下さいませ。

お問い合わせ先 ASAMANA・小林農園浅間サンライン直売店
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