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さて、当園マネジャーは久々の連休を利用して「美術展巡り」をしております。

【プーシキン美術館展】 in 東京都美術館
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♦プーシキン美術館の絵画部門の歴史は、収集が始められた1923年にさかのぼるそうです。
その後6年にわたり、ヨーロッパ絵画のコレクションの基礎が築かれていきました。
ルミャンシェフ美術館、エルミタージュ美術館、そして革命後に国有された個人のコレクション!!
国立A.S.プーシキン記念美術館の中でも、各時代の主要な様式と代表的な画家を網羅する、フランス風景画コレクションは、重要な地位を占めます。
本展では、プーシキン美術館の名高いフランス絵画のコレクションが形成された歴史をたどり、風景画を入手した収集家たちの趣味や好みにも触れることができます。

 絵画に人々が群がっていたのが、クロード・モネの『草上の昼食』。
舞台となった̪シャイイ=アン=ビエールは、パリの南東60㎞ほどにあるフォンテーヌブローの森のはずれ、現在のバルビゾンです。パリから訪れた若者たちがピクニックを楽しむ様子が描かれておりす。

それから、もう一作が『白い睡蓮』です。
1987年、モネは敷地内に第二のアトリエを作り、睡蓮をはじめとする庭のモチーフを精力的に取り組みました。最晩年までに200点以上もの作品に睡蓮を描いたといわれておりますが、本作品は初期にあたります。
1899年~1900年にかけて、モネは睡蓮の浮かぶ池に太鼓橋が架かる風景を18点ほど手掛けていますが、《白い睡蓮》はその一点であり、同じ時期に描かれた《睡蓮の池、緑のハーモニー》や《睡蓮と日本の橋》と構図や色彩がよく似ています。

《白い睡蓮》は、対象の色彩を描きわけていません。木や草、水面、橋がすべて緑色で、対象は曖昧です。モネは印象派の誰よりも、鋭敏な視覚を持っていたといわれております。なぜなら、きっと描きたかったのは「緑」そのものだったのですから、きっと。。これが、モネの真骨頂なのでしょう!!

時間、天気、季節によって刻々と変化する光と色彩。その一瞬を描くために、同じ場所・同じ構図で描くために「連作」にもこだわったことと思います。

P1011231プーシキン美術館展-旅するフランスの風景画
は、2018.07.08(日)までです。

梅雨を吹き飛ばす、風景画を体感してみてはいかがでしょうか。







P1011247⇚本美術展の公式図録などです。






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