■端午の節句・子どもの日 2017

明日は、5月5日「端午」ですね。端午の「午」は「五」に通じることで、端午は月の始まりの
五の日を意味します。
なんといっても七五三というくらいですから、奇数は陽の数字ですから、縁起がいいわけです。

【端午】
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◆「端午」・・そして、この頃は菖蒲が咲くといわれております。この菖蒲は「尚武」と
同じ流れだったことから、鎌倉時代から男の子の節句になりました。のちに鎧兜を飾ったと
いうのも、その辺からきているんですね。菖蒲湯に入ったりします。
それから、菖蒲打ちなんていうのもあったりしますね。菖蒲の葉っぱで地べたをびしっ、
びしってたたきます。

そして、かしわ餅を食べるなんていうのは、5月5日のお節句のコースですよね。
かしわ餅を食べる理由のひとつが、かしわの葉っぱというのは、新しい葉っぱが出るまで
古い葉が落ちない。それが子孫繁栄につながることなんですね。
形が子どもの手に似ていることもあるそうです。かしわ餅を包んでいる葉っぱは、表向きと
裏向きで中のあんが違いますよね。葉っぱの表になっているのがあんこで、裏が味噌あんです。

★大事な五節句のひとつ、「端午」。できれば、「ハレ」の食事を用い
一家団欒で過ごしたいものですね。