クリスマスが過ぎると、アッという間に大晦日ですね。


◆お正月飾りの「門松」。お正月を迎えるにあたって門や玄関に飾ります。正月に松や
依代(よりしろ)として、「年神」様が降りてくると言われております。つまり、「年神」様が、
最初に降りてくる最初の目印になります。


◆「南天」・・音が、「難に転じる」ことから縁起の良い木といわれております。
重要な点は、29日は「苦に通じて」、31日は「一夜限り」といって不吉な日に移らない
ことになっています。従って、本日・28日(水)までに飾り付けを行いましょう!!

それでは、「おせち料理」特集に入ります。お正月の「節絵」を祝う料理が「おせち料理」。
近年では、すっかり百貨店等でも「おせち料理」の取り寄せが増えておりますね。
皆さまもご存じのように一品一品『福』が込められております。
せめて、お正月くらいは、じっくり伝統の味をかみ締めて、一年の無事を祈りたいものですね。

それでは、基本の『口どり3品』!!
Ⅰ:「数の子」は「子孫繁栄」、Ⅱ:田作りは、「田植えの祝儀・五穀豊穣」そして、
P1011595⇐「黒大豆」は、黒く日に焼けて「まめまめしく働けるよう
=無病息災」の意味が込められています。






続いて、8品+1品
P1011601①:【酢れんこん】・・穴があいていて先を見通せることから先を読む
意味が込められています。
ちなみに、れんこんの穴は均一なものが良質です。





P1011597②:【なます】・・白い大根と赤い和のにんじんが「紅白」の水引き
に見立てます。






P1011608③:【えび】・・火を入れるとすぐに丸くなるエビは、腰の曲がった
老人の姿に重ねて長寿を意味します。






P1011611④:【里芋の煮物】・・子イモがたくさん付く、「サトイモ」は、
子宝に恵まれることを意味します。






P1011603⑤:【くわい】・・太い芽が出ることかが特徴的な「くわい」は、
「将来芽が出るように」という意味が込められています。






⑥:【梅花にんじん】・・梅は春に咲く花。その花を模して切り、煮物に梅干しを加えたものが
「梅花にんじん」です。

⑦:【鯛の二身焼き】・・タイは、め・で・た・いの語呂合わせです。

⑧:【昆布巻き】・・「よろこぶ」の語呂合わせですが、昆布の中には「子だくさん」のニシンが
いいそうです。

⑨:【栗きんとん】・・金は、黄金、団は塊を表し、金運を願った一品です。

家族揃っての縁起の良い料理をいただくのは、すがすがしいものですよね。
また、その地域や伝統や〇〇家のオリジナルの一品なんかもぜひ、後継に受け継いで
ほしいものです。