~宇宙のロマンス編~

宇宙吟遊  光とことば

星めぐり歳時記 著 海部宣男

 

著者は、野辺山の宇宙電波観測所を建設し、国立天文台ハワイ観測所所長としてすばる望遠鏡を完成させた。

 さて、「週間歳時記」とは、日曜から土曜までの七曜は、もともとは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、日月五惑星。すなわち、「七耀」だ。

第一章     ・宇宙に紡ぐ―――光のことば12か月

この章には、「古今和歌六帖」の和歌の大事典、「光とことばの12か月」

僕が超・オ・キ・ニなのは、十一月だ。写真だけでうっとりさせられる。

金糸金糸の豪華なタピストリー。大マゼラン星雲の「タランチュラ星雲」。

第二章・・宮沢賢治から、万葉集の詩歌が登場する。

ところで、七夕の宇宙と言えば、天の川になる。中天から南へ続く天の川の流れは、黒い中州でふたすじに分断されている。これらの黒い洲は、実は、星がない場所では、ない。冷たいガス雲が無数に集まり、背景の星の光を隠している場所なのだ。そして、星の終わり。

キャッアイは、1000年ほど前から突如、非常に活発なガス放出をはじめ、

まるで、ランプ飾りか、オブジェのよう。本当に本当にきれいなのだ。

 女性にギフトとして贈るならこの書籍だ。