【一陽来復】
一年で最も短い日が「冬至」。よって翌日から日が長くなっていくということ。
そこで冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。
また、冬至は太陽が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから
「一陽来復(いちようらいふく)」といいます。

【柚子湯】
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柚子=「融通」がきく、冬至=「湯治」こうした語呂合わせから柚子湯に入るという意味もありますが、
もともと「運」を呼び込む前に厄払いをする禊です。
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風を予防したり、芳香による
リラックス効果もあります。

【運盛り】
冬至には、「ん」のつくものを食べると「運」を呼び込めるといわれています。
だいこん、にんじん、れんこん、きんかん、うどんetc..と。
「ん」のつくものを運盛りといって縁起をかついでいたのですね。

【冬至のこんにゃく】
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冬至にこんにゃくを食べる風習はその地域によりますが、「砂おろし」、
「胃のほうき」と昔の人は呼び、体内にたまった砂を出すのですね。




最後に冬至のカボチャ???
カボチャ=南瓜(なんきん)、よって運盛りのひとつなのですが、昨日スーパーマーケットを2件ほど行きましたら
トンガ産、ニュージーランド、メキシコ産とボクとしては???です。
わざわざ、季節が逆の国から環境負荷をかけ運ぶ理由がわかりません。
‘旬’の食材で「運盛り」するべきだと思います。

とにかく、今日は運を盛って、柚子湯に入り2012年を元気に駆け抜けましょう!!!