白熱のサッカー日本vs韓国戦を観終った後、Webサイトでニュースをサーフィンしていたら、CNNのjpで「カカオ豆上昇、コートジボワールの輸出禁止を受け」とTOPのNO.3に掲載されていた。(2011 1/25)
昨年、11月に大統領戦が行われた、コートジボワールでは、野党のワタワ氏が勝利をしたが現職のボクボ氏が選挙結果を受けずに勝利宣言してしまった事から、コートジボワール国内では、混乱が続いている。
そのワタワ氏が、カカオの生産の1カ月の輸出禁止措置をとったことを受けカカオ豆の価格が上昇している。
専門家によれば、混乱が続けばさらに上昇するとのこと。
ボクからすると来る時が、来たなといった感じだ。

さて、カカオ豆の供給量世界1位のコートジボワール。
日本チョコレート協会のHPに掲載されている、国際ココア機関(ICCO)が統計した、世界国別カカオ豆生産量
推移によれば、1位コートジボワール、2位ガーナ3位ナイジェリア、4位カメルーンの順となっている。
少々古いデータではあるが、4位のカメルーンの実に4倍の生産高を誇るコートジボワール、世界の約30~40%の生産高と言われている。

ところで、チョコレートの原料となるカカオの学名は、「神々の食べ物」
実際は、「チョコレートの真実」という書籍を読んでいただければ、コートジボワールのことが、多少わかるのだが、真実は端的に言って「悪魔の食べ物」である。
実際、著者はカナダ人ジャーナリストであるが、その後著者に出会ったカナダ人ジャーナリストは、
暗殺されている。
なによりも、コートジボワールのカカオ豆を収穫している子供たちは、「チョコレート」の存在を知らないのだ。
よって食したこともないのだ。
そして、途上国への政府開発援助などの資金は、政府及び日本の女子高校生なら誰でも知っている、
グローバル企業へと資金は流れ、私腹を肥やしている実態だそうだ。

海外に赴任した経験のある方に、お話をお聞きしたことろ本来、バレンタインデーは、男性から女性へお花を
プレゼントするそうだ。
「草食男子」というボクには、良く理解できない流行語?があるらしいが、今年は、男性から女性へお花を
プレゼントするのは、どうだろうか?
ちなみに、ボクは、「宝石」をプレゼントしようと考えている。
宝石といっても「苺」の宝石だが。

チョコレート
「チョコレートの真実」
著者 キャロル・オフ/北村 陽子
出版社 英治出版
発行 2007 8/27