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旬のフルーツリレー便

2017年06月

書評 『セレンゲティ・ルール-生命はいかに調節されるか』

▼書評 『セレンゲティ・ルール-生命はいかに調節されるか』

28518207_1セレゲティ・ルール-生命はいかに調節されるか

著者 ショーン・B.キャロル
訳者 高橋 洋
出版社 紀伊國屋書店
発行 2017 06/30

《かくして、ボク達は奇跡の時代を生きている》
ウィスコンシン大学の教授の著者は、進化発生生物学の第一人者ともいわれております。また、訳者の高橋氏も『脳はいかに治癒をもたらすのか』、『暴力の解剖学』など超一級のサイエンス本を翻訳され、本書はボクにとって2017年上半期BEST3にランクインする好書です。

本書のタイトル「セレゲティ・ルール」とは何でしょうか??さまざまな種類の分子や細胞の数を調節する分子レベルのルールも存在するように、一定の区域生息可能な動植物の種類や個体数を調整するルールが存在し、生態系レベルでのルールを著者は「セレンゲティ・ルール」と著者は呼んでおります。そのために、本書はセレゲティ国立公園からはじまり、セレゲティ国立公園から南方1600キロメートルに位置するゴンゴローザ国立公園でストーリーは締めくくられます。何故このような構成になったのかは、ストーリーテラーに長けた著者の力量によるものでしょう。圧巻です。是非本書でご確認下さいませ。

ところが、本書を読み進めると次のような文面が!!

世界の人口がおよそ30億人だった50年前、人類は毎年、地球の年間生産能力のおよそ、70%を消費し、1980年に100%を突破し、現在ボク達が毎年使っている資源を再生するには、一個半の地球が必要である

と。本書の図2に詳細が記載されておりますが、ボクにとっては衝撃的な図でした。その上で、本書では著者による提言がなされております。

さて、本書の第一章ではホメオタシスの概念を提起した生理学者ウォルター・キャノン、第二章では食物連鎖の概念を提起した生態学者チャールズ・エルトンの輝かしい業績を紹介し、「調節」の概念が包括的に説明されております。本書での醍醐味は第6章のセレゲティ国立公園の生態系で味わえますが、そのルールの力は、

複雑な生命現象を単純なロジック(論理)に還元することである。

一般には、補食可能な獲物の数が捕食者の数を調節しているのであって、その逆ではないと考えます。しかし、「蹴っ飛ばして観察する」を実行したロバート・ペインの事例がわかりやすいでしょう。彼は、マカー湾に出かけ、ヒトデ投げを繰り返し、ある岩の区画では、すべてのヒトデを除去し、さらには、その隣の区画では手を付けないでおいたそうです。そして、15種の生物を追跡。ヒトデは、フジツボ、ヒラサガイ、カサガイ、イガイを見つけては食べる補食者と発見したのです。実験開始から一年、ヒトデを除去した区画は、フジツボはイガイから締め出され、さらには4種の藻類のほとんどが姿を消し、カサガイとヒラサガイがそれぞれ2区画から去ったそうです。捕食者のヒトデの除去は、潮間帯生物コミュニティの多様性を、15種から8種へ急激に低下させたのでした。

では、18~19世紀にかけて毛皮を求める人々によって執拗に狩られ、20世紀初頭にはもとの15-20万頭⇒2000頭まで激減した「ラッコ」はどうでしょう。ラッコ⇒ウニ⇒ケルプという図式が成り立ちます。すなわち、ラッコはウニの個体を抑制することでケルプの成長を「誘因」していることになるのです。この図式はA⇒B⇒C AはBを抑制し、BはCを抑制する。Aは二重否定を通じてCの増加を促す。これが二重否定論理です。この発見により日本の北部からアリューシャン列島で絶滅しかけたあと、特定に地域ではラッコはもとの個体数を回復しているそうです。また、生態学の用語を借りると、捕食者のラッコは複数の下位の栄養カスケード効果を及ぼし、キーストーン種に該当します。

上述のロバート・ペインのヒトデの蹴っ飛ばしやラッコは、生物種の再導入を意味し、その結果生じる強力なトップダウン効果=「栄養カスケード」と呼びます。

本書では伝説的な聖域(サンクチュアリ)すなわち、セレゲティ国立公園での生態系も描写されております。牛疫や森林火災は動植物にどのような影響を与えるのか??三重否定論理も記述されております。また、上述したようにボク達(成人)の身体を構成する37兆個の細胞には、200を超える細胞型があるといわれております。無数の「調節」が行われているのです。ヒトゲノムの解読の進展は今後も続き、その革新がいかに達成されたのか(本書第3~5章)をご一読いただければ、どこへ向かうのかを見極める礎にもなるはずです。さらには、第10章には善意活動家のグレッグ・カー氏の行動には、頭が下がりました。セレンゲティ・ルール①~⑥は本書でご確認を。

さて、文中の「一個半分の地球が必要である」ですが、ボク達人類を「調節」できる生物種は、今や人類においておりません。その人類がルールを理解せず、世界中の生態系を破壊し続ければ、このキーストーン種=人類はやがて自滅するであろうと。よって、著者は

21世紀の標語は「エコロジー(環境保全)による生活向上」だと。

ローマ教皇の環境問題に対する回勅も記述されておりますが、さらに手厳しいものです。そして、本書では歴史に名を刻むあまたの有識者が登場しますが、そこから学ぶ点は「画期的な発見は一般に、先入観からの解放」だといいます。

超ド級の面白さ。ポピュラー・サイエンスノンフィクションを是非手に取って下さいませ。

【関連書籍】
フンボルトの冒険 自然という〈生命の網〉の発明
著者 アンドレア・ウルフ
訳者 鍛原 多恵子
出版社 NHK出版
発行 2017  01/30

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当園マネジャー厳選、野菜とくだもの完熟ソース&ポン酢を販売開始い致しました

▼当園マネジャー厳選、「野菜とくだもの完熟ソース」&「ポン酢」を販売開始致しました。

【野菜とくだもの完熟ソース】
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◆Oisixさん殿堂入り商品です。
新鮮な野菜とくだものをふんだんに使用して作られたソースです。

おススメのお料理は、
●ハンバーグソース、ラタトゥーユ、野菜スープ、ロールキャベツ、サラダドレッシング、
トンカツ、フライ、コロッケ、目玉焼きetc..

何と言っても、、厳選された素材です。
りんごは信州産、とまとは静岡県産、にんにくは青森県産、粗糖は種子島産になります。

◎価格 1本 200ml ¥470- です。

【ポン酢】
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◆元来「ポン酢」の“ポン”は、ポルトガル語で柑橘類を示します。
日本で最初に作られたポン酢は、橙(だいだい)を使用したポン酢といわれているそうです。
昔から静岡県では橙の生産が盛んでした。

また、「三ヶ日みかん」は静岡県のみかんと認知されているように、みかんの銘産地です。
その静岡の橙とみかんを使用し、まろやかで味わい深いポン酢を作ることに成功したと
いいます。

おススメのお料理は、、
冷奴に、、ギョーザに、冷しゃぶに、カツオのたたきetc..

◎価格 1本 360ml ¥600- です。

*なお、今日から販売開始致しました「野菜とくだもの完熟ソース」&「ポン酢」は、
ケース販売は行っておりませんので、あらかじめご了承くださいませ。

お問い合わせ先 ASAMANA・小林農園浅間サンライン直売店
TEL 0267-24-1483
WWW: http://asamana-farm.com/

育成中です!!高原風味♪生ブルーベリー「ディクシー」



21世紀のミラクルフルーツ、高原風味の生ブルーベリー♪♪

Blueberry
【ブルーベリー・ディクシー】
P1012391◎ツツジ科スノキ属 ノーザンハイブッシュ系

Dicsie ディクシー




アメリカ北東部を中心に分布する野生種を改良したもので、根が浅く広がるため高温や乾燥
に反面、冬の低温には強く、関東以北から東北地方に適していますが、北海道道南以南~
中部地方まで栽培に適した種類が、ノーザンハイブッシュ系です。

糖度は11~12度前後、果実の大きさは中粒から大粒です。

P1012402★収穫時期が楽しみです。






お問い合わせ先: ASAMANA・小林農園浅間サンライン直売店
TEL 0267-24-1483
WWW: http://asamana-farm.com/

10年の歳月をかけた結晶のメロン、「イバラキング」好評販売中!!


Melon
【メロン・イバラキング】 産地:茨城県・JAほこた
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◆品種の特徴・・全国一のメロンの生産高を誇る、茨城県・鉾田市。その茨城県が10年
の歳月をかけてつくった品種が『イバラキング』です。外見は「アンデスメロン」はほとんど
区別がつきませんが、味に大きな特徴があります。イバラキングは糖度が、約18度と高く、
それでいて、甘さがしつこくなくて残りません。他のメロン品種に比べて、「イバラキング」は
果肉が20%ほど厚く、舌ざわりは、なめらかなのが特徴です。

繊維質のザラつきを感じさせず、きめ細かくジューシーでありながら上品な味わいです。

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◎価格 1玉 等級・優 サイズ・3L ¥840- です。

【保存のポイント】
①:まだ熟していないものは、常温で置いて追熟して下さいませ。熟したものは、食べるとき
約3~4時間くらいに冷蔵庫で冷やして召し上がって下さいませ。

②:種の部分から劣化するので、カットしたものは種をとり、切り口をラップしてから野菜室に。
2~3日中には食べ切るようにして下さい。

③:食べ頃を過ぎたら・・食べころが過ぎたら、ひと口に切って、凍らしてシャーベットなどに
するのもひとつの手ですね。

★「イバラキング」は年に一度は、食べておきたいフルーツのひとつですね。
是非ご賞味下さいませ。

お問い合わせ先 ASAMANA・小林農園浅間サンライン直売店
TEL 0267-24-1483
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小さな恋人第三弾!!本場山形産さくらんぼ「佐藤錦」好評販売中!!



手間のかかる小さな恋人♪♪さくらんぼ♪♪

Cherry
【さくらんぼ・佐藤錦】 JAやまがた
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◎バラ科のサクラ属 山形県(全国第一位 74.53% 2013年農林水産省統計データ)

◆品種の特徴
今やさくらんぼの代名詞ともなった一番人気の品種です。親は「ナポレオン」×「黄玉」
で、山形の佐藤栄助氏によって育成され、1914年(大正13年)に命名されました。
果肉は乳白色で甘みと酸味のバランスがよく、食味も優れています。

P1012363★グルメな食べ方・・濃い塩水で洗っていただくと甘さが引き立ちます。












P1012366◎価格 1パック 約200g 等級・特秀 サイズ・L ¥495- です。






さくらんぼも品種が豊富です。是非本場の「佐藤錦」をご賞味下さいませ。

お問い合わせ先: ASAMANA・小林農園浅間サンライン直売店
TEL 0267-24-1483
WWW: http://asamana-farm.com/
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