ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

2014年04月

春は苦みを盛ろう!山菜の王様、信州産『タラの芽』好評販売中!


P1010331今日のお花は、「ロベリア」
花言葉は、「いつも愛らしい」「謙遜」です。





大変お待たせ致しました。 山菜の王様、入荷致しました。

【タラの芽】 産地:信州産
P1010341






◆春を呼ぶ山菜の中でも、香りが高く、かすかな苦みと甘みを持つ味わいは、王様に
よぶにふさわしい一品です。
天然もの(写真上)は、4月~6月が“旬”ですが、促成栽培ものは、1月から店頭に並びます。
太くてみずみずしいものが良品で、寒い地方のものがおいしいとされております。
信州は栽培適地ですね。

P1010343
価格 1パック 約100g ¥480- となっております。

また、天然ものですので、B級品などはリーズナブルなものも
ございます。


★定番の天ぷらだけでなく、さっと塩ゆでにして、おひたしや和え物で味わうものおすすめです。
年に一度は食べておきたい、一品ですね。

普段使いのおもてなし料理『かぶのたらこあん』


昨日は、4月上旬の陽気だった軽井沢地域。そして夕方からは待望のお湿りでした。
そこで、「かぶ」を利用しての普段使いの煮物料理にチャレンジしました。

【普段使いのおもてなし料理・かぶのたらこあん】
P1010338






◆冬の終わりとともにやってくる、春かぶの“旬”。
『小諸城址懐古園』の桜は散ってしまいましたが、ほんのりとした桃色のたらこを添えて・・

P1010337◎材料・・小かぶ 2個、低塩たらこ、だし汁、酒、みりん
水溶き片栗粉





★レシピ集
03406416_1おかみさん食堂 普段使いのおもてなし100品

著者 井出 美香
出版社 ソフトバンク クリエイティブ
発行 2011 06/20


◎料理のポイント・・たらこは塩分の多い食材です。たらこの入れる量を少なくしておけば、
最後に塩などで味を調えることができます。

「たらこ」のお好きな方には、新たに加えていただきたい、甘くてやわらかさを感じる料理です。

野菜苗好評販売中!!特集!「アスパラガス&紫アスパラガス」


P1010317今日のお花は「ブルーデージー」
花言葉は、「幸福」です。





大型連休に突入し皆さまは、どのようにお過ごしでしょうか?
今日は、国民の祝日『昭和の日』ですね。
WNI:ウェザーニュースによれば、軽井沢地域は夕方から明日にかけて「恵みの雨」予報です。

さて今日の野菜苗の特集は?
Asparagus
【アスパラガス】 
ユリ科のクサスギカズラ属
P1010329←グリーンアスパラガスの苗木です。






3年目の若い芽を食用に!!
アスパラガスは多年生植物(経済学的栽培期間10~15年)で枝葉が出る前の若い芽を食用します。
根株を植えてから2、3年くらいたって収穫するが、その間、肥料がたっぷりかかり、翌年のために、
収穫は80~90%ほどにとどめておきます。栽培に手間と時間がかかる野菜ですね。
グリーンアスパラガスは緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンCを含み、栄養価も豊富です。
そして、なんといってもアスパラギン酸は新陳代謝をうながし、疲労回復やスタミナ強化になると
いわれております。

【紫アスパラガス】 
P1010326←紫アスパラガスの苗木です。






◆全体が紫色の「紫アスパラガス」は、なんといっても栄養効果!!
色素成分で抗酸化作用を持つアントシアニンは、グリーンに比べ約10倍といわれております。
(長野県野菜花き試験場調べ)しかも、香りがよくて甘味もあり、茎もやわらかめです。

現在、小林農園“野菜苗”販売センターで販売中!の苗木は2年生です。
とりわけ、『鮮度が命』の代表野菜は、タケノコ、トウモロコシ、そしてアスパラガスです。
雨よけハウス利用や水耕栽培によって一年中出回るようになったアスパラガスですが、
信州は、アスパラガスの栽培適地。2012年の生産高全国NO.3です。(農林水産省統計データ)

是非、今年こそアスパラガスの家庭菜園デビューしてみませんか?

春は苦味を盛ろう!山菜特集!こごみ、わらび、天然うど販売中!


P1010315今日のお花は、「バーベナ」です。
花言葉、「魅了する」「魔力」。






春は苦味を盛ろう!山菜特集です。
【こごみ】 産地:信州
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価格 1パック 約100g ¥150-です。





◆手をかけずに味わえる山菜・・シダ類のなかで、もっともおいしいといわれる「こごみ」。
一番の特徴は、アク抜きが不要なことです。サッとゆでて和え物にすればクセがなく、軽い
ぬめりと独特の歯ざわりがお楽しみいただけます。また、炒め物も簡単で美味です。

【わらび】 産地:群馬県産
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価格 1束 約200g ¥180- です。





◆若芽と茎を食用する山菜です。握りこぶしのように若芽が巻き込んでいるものが新鮮で、
茎ごと食べられます。アク抜きは重曹をふりかけて熱湯を注ぎ、冷めるまでおいて水洗いを
して下さいませ。煮物、油炒め、和え物、お浸しに向きます。また塩漬けにすると保存ができます。
「わらび」に詰まった春をたっぷり味わって下さいませ。

【天然うど】 産地:信州産
P1010323◆香りと歯ざわりが楽しい春の使者!
例年であれば3月下旬頃、山の根雪から顔を出す「天然うど」。
独特の香りと歯ざわりが身上です。
是非、春には味わっておきたい山菜ですね。
近年は、市販で土寄せした栽培される軟化うどもありますが、今年は
各地がハウスの倒壊のため生産高が少ないです。

◎野生のうどの採取時期は4~5月。標高1700メートル近い
高山などに自生します。
価格 1束 約1㎏ ¥640- です。


信州産の山菜の王様、『タラの芽』に入荷は今しばらくお待ちくださいませ。
*なお、山菜は卸売市場にて日々オール競売のため価格変動はあらかじめご了承下さい。

春の山の幸、是非ご賞味下さいませ。

書評 サードマン-奇跡の生還へ導く人

■書評 サードマン-奇跡の生還へ導く人

26128911_1サードマン-奇跡の生還へ導く人

著者 ジョン・ガイガー
訳者 伊豆原 弓
出版社 新潮社
発行 2014 04/01


《存在とは?》
ヒトにはつながりが合おうとする性質がある。友人や家族といった仲間を求め、町や都市に人が集まり、宗教コミュニティ、職場、近隣などに帰属する集団であることが、自己の一部を形成している。ところが、そのような社会的性質にもかかわらず、探求心や自己への挑戦などから人は単独や少人数で困難な旅へ出る。はるか彼方や過酷な航海へと。

著者はアーネスト・シャクルトンの物語『南へ-エンデュアランス号漂流』を読んでいたとき、エンデュアランス号が氷に押しつぶされ、シャクルトンが南極大陸から脱出する途中、目にみえない何者かが一緒にいたという奇妙な話に目がとまり、冒険の博物誌とでも言うべき事例を本書で多数挙げ、数多くの体験者へ話を聞き、膨大な資料にあたりつぶさに検証した。

例えば、イタリア・南チロル出身のラインホルト・メスナーも〈第三の存在〉を体験したひとりである。ラインホルトといえば、歴史上偉大な登山家として広く認められている。ラインホルトはエベレストに初めて単独無酸素登頂して有名である。ナンガパルバッド壁を3人で登攀の際、最愛の弟を失う。しかしメスナーの隣には3人目のクライマーがいた。右後ろを歩き、メスナーが歩けば歩き、立ち止まれば立ち止まり、つねに一定の距離を保っていたという。そして「あの〈存在=サードマン〉がいるだけで僕は平静さを取り戻すことができた」と著者に語っている。メスナーのケースは、「ムーサ・ファクター」が関与していた。すなわち経験への開放性だ。なじみのない新しい経験、考え、感情を探索し、考慮し、受け入れようとする意思、さらには喪失効果が根本にあり〈存在〉を認めた。

その他、海底洞窟、南極大陸、飛行機の操縦席、9.11の世界貿易センタービル、太平洋・大西洋での遭難は一面海面だけの退屈病理だ。さらには中東戦争etc..とボクが本書を読了した限りではメスナー同様そのほとんどが右後ろに〈存在〉を感じたという。これが奇跡から帰還に導く「サードマン現象」である。メスナーのような喪失ストレス、孤独、太平洋や大西洋での単調な風景、低温や低酸素など、外的・内的要因を挙げ、そして脳科学へと本書は収束していく。

それでもなお謎は残り、〈存在〉は何故、危機的状況にある人を助け、奇跡の生還へと導くのか?それは上述したヒトには「つながり合おうとする性質がある」に起因するのではなかろうか?挫折を目の前にして、生還の奇跡を起こすのは、確信であり仲間がともにあると信じること。ボク達人類の祖先は現代人よりはるかに生死にかかわるストレス社会を生き延びてきた。その進化の過程で人間性を引き出す脳機能を発達させてきたのではないだろうか。なぜならそれが、ヒトがいかに社会的な動物であるかを示す例だからである。

先述したように、極地だけではなく本書のまえがきにもあるように、作家で医師のヴィンセント・ラム氏は、医学部に入学するため猛勉強し〈存在〉に気が付いたという。また、ジュネーブ大学病院神経科のてんかん術前評価ユニットでは、シャドウパーソン〈影の人〉の存在を人工的に生み出すことに成功している。さらには、てんかん患者の独自の研究でも〈存在〉を確認している。これは、側頭頂接合部の損傷の影響が多大だという。

サードマン現象とシャドウパーソンの〈存在〉は、ボクは明らかに違うと思う。今後、さらなる技術革新が進み宇宙旅行が盛んになったとすれば、大きなストレス、圧倒的な単調な空間等、人類が体験した活動とは比べ物にならないそんな時代はすぐに来るであろう。

サードマンは、ホモ・サピエンスの『不屈の種』なのか。本書によれば睡眠麻痺=金縛りを短時間でも経験した人の数は30~50%と推定している。その金縛りを体験したことのないボクにとっては、本書は人間の心理学についての驚くべき眼識を与えてくれた稀有なノンフィクションであった。
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