ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

2014年03月

普段使いのおもてなし料理「ほたての卵黄焼き」♪


昨日は、久しぶりに「普段使いのおもてなし料理」にチャレンジしました。

【ほたての卵黄焼き】
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★料理のポイント・・ほたてに切り込みを入れることで、卵黄がらみやすくなります。
またタレがなくなるまでつけて焼き、味をしみ込ませます。
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材料・・ほたて貝柱、卵黄、大葉、塩、みりん






P1010118レシピ集です。






ほたては焼くだけで、十分おいしいですね。香ばしく焼いたその香りは独特で癒されます。
切り込みを入れて、美しく仕立てた一品になります。まさにお・も・て・な・し料理です。

春は苦味を盛ろう!信州産「ふきのとう」好評販売中!!


「暑さ寒さも彼岸まで」のとおり、春らしい陽気の軽井沢地域。今日で彼岸明けです。

【ふきのとう】 産地:信州産
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◆春になり、雪が溶け始めると、「ふきのとう」がひょっこり姿がを現します。ふきの花の若いつぼみ
を食べる山菜で、つぼみは緑色で小さく、寒さに耐えるように、つぼみの周りに何枚もの花をつけて
います。葉を剥くと、中から小さな花をつけたつぼみがひょっこり顔を出します。
このつぼみには刺激的な苦味を持っている山菜です。

◆「ふきのとう」の保存法・・アクがあるのでなるべく早く召しあがって下さい。
保存したいときは、佃煮やふきのとう味噌などの保存食にすとよいです。

★グルメなレシピ・・ちょっとふきのとうオリーブオイルでイタリアンに!、その他「卵とじ」
「佃煮」、「天ぷら」etc..で召しあがって下さいませ
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価格 1パック 約100g ¥110- です。

当園育苗センターにて、ブロッコリー&スティクセニョールの定植


P1010103雪化粧の「浅間山」
標高 2、568m
2014.03.22 撮影





春の選抜高校野球も開幕し、ラジオでは、春うたソングが目白押しですね。
日中の気温も10℃前後となり昨日、小林農園育苗センターでは、「ブロッコリー」
&「スティクセニョール」のポットへの定植を行いました。
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←の写真は「ブロッコリー」の野菜苗です。
実は長野県下で一番生産量が多いのがわが街
小諸市なんですね。



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続いて、ブロッコリーの仲間
「スティックセニョール」
の野菜苗をポットに定植しました。



浅間山から吹き下ろす寒風をあて、過保護にせずにたくましく育った苗木です。

ビタミンCたっぷりの紀州の柑橘「紅八朔」好評販売中!!


Orange
【紅八朔】 産地:和歌山・JA紀州中央
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◆品種の特徴・・「八朔」は江戸時代に広島県因島市での恵日山浄土寺で発見された柑橘で、
文旦の雑種と考えられています。黄橙色の果皮はやや硬めで、じょうのう膜も厚いです。
袋を剥いて果肉だけ召し上げって下さい。
プリプリした歯ごたえのある食感は独特で、香りもよく甘酸適和したさわやかな風味です。
ほんのりとした苦味を感じることもありますが、これはグレープフルーツにも含まれている
「ナンギリン」という成分によるもので、「八朔」の個性でもあります。
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価格 1ケース 約10㎏ 等級・赤秀 サイズL ¥2890-です。

*なお、「紅八朔」は「八朔」を樹上完熟させた枝変わりです。
よって果皮の色も「八朔」より濃いのも特徴です。


暑さ寒さが行ったり来たりのこの季節。丸ごと1個食べれば、1日に必要なビタミンCが摂取
できるといわれております。是非ご賞味下さいませ。

書評 「農民画家」ミレーの真実

■書評 「農民画家」ミレーの真実

26058396_1「農民画家」ミレーの真実

著者 井出 洋一郎
出版社 NHK出版
発行 2014 02/10




《求む!ジャン=フランソワ・ミレーの研究員》
最近、ボクのマイブームは美術館巡りであるが、今から楽しみのしている美術展がある。今年7月9日から国立新美術館で催される予定の「オルセー美術展」である。この書籍はその予習として読了したのだが..本書によれば日本ではミレーは日本で明治期から偉人として捉えられ、その象徴として昭和7年の雑誌「偉人」にキリスト、ガンジー、リンカーン、ナポレオンとその中に芸術家としてひとりミレーが紹介されていたという。

さて、本題に移ろう。著者の本書での目的は、「ミレーを神格化せずに、あくまで一人の優れた画家として扱う」ことである。裏を返せば「神格化」されていたということである。それは、生い立ちから研究して行けば自ずとはっきりするわけであるが、ミレーについての伝記は多いが学術についての研究は極めて少ないらしい。絵画にあまり詳しくない方でも「落ち穂拾い」や「晩鐘」は一目見ればミレーの作品とわかる超有名作品である。

「農民画家」として印象づけられているが、実はミレーはフランス、ノルマンディー地方の寒村グレヴィルに生まれ、妹がひとり早世して、8人兄弟の長男であったが農作業を行ったのは少年時代のみである。その後は一切農業には携わっていない。そしてミレーが21歳の時に父を亡くし「故郷に錦を飾る」が如く画家の道へ進むことになる。それからパリの美術学校へ進学するが物価高のパリでは奨学金が少なく此処から、ミレーの「清貧神話」がスタートする。

もうひとつ先述したが「農民画家」であるが、ミレーの約400点の油絵のうち明確に農民中心の構図のものは100点に満たず、それ以上に肖像画、風景画、歴史画、風俗画etc..とむしろオールラウンドな画家と称してもおかしくない。

《箕をふるう人》と二月革命。自由・平等・友愛の三色旗とともに赤旗が振られた革命が二月革命である。そこで三色旗が赤旗を駆使した。それを見事に描写したのが《箕をふるう人》であった。農夫の服装に赤・青・白のシンボルカラーを用いて描かれている。この絵画がときの内務大臣ルドリュ=ロランに認められ当時のミレーの売り絵の10倍の価格で購入。これを期に共和国政府からも注文が飛び込むようになる。さらには、ミレーの画業において大幸運が訪れる。1864年のサロン展において一等賞を獲得し政府・文化省美術局が買い上げを申し出たが、その当時ベルギーの画商はそれを上回る価格を提示する。よってハルビゾンの地において衛生や栄養も不備になりがちな時代に都合9人の子持ちになる。
その当時、子ども9人の大所帯にメード付き、借金をして毎日パンを食べていた。当時の貧しい人々はじゃが芋であったから、まさに「贅沢貧乏」。さらには絵画を売れば骨董品や浮世絵まで買い込んでいたという。「運も実力のうち」の言葉とおり、パリ万博美術展の際にミレーは絶頂期をむかえ一室を与えられ9点を作品を出展し、その名声を確かなものとする。

そして、忘れてないないのは、ミレーの代理人契約を結んだアルフレッド・サンスィエという人物である。ルーブル美術館の事務局長に抜擢されて人物で、後に伝記作家としてミレーをイメージ操作した節がある。ミレー伝はアメリカでミレー・ブームを起こしサンスィエは「道徳・信仰・清貧・農民」と見事にマネジメントに成功した。

しかしながら、たとえ「ミレー神話」が無くてもミレーは間違いなく大画家であることは間違いなく、本書を読了し一層好きになった。ミレーの晩期の風景画に描写されているように、空に比べて大地の割合が増え下から見上げる構図は、やはり農家出身の血が流れ、祖母が亡くなっても母が亡くなっても2度目の結婚を反対され故郷に戻れなかった想いが表現されていると思う。

もし、「オルセー美術館」に行った際には、「神話のミレー」と「等身大のミレー」を比べじっくり鑑賞してきたいと思う。
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