ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

2013年12月

ASAMANAマネジャーセレクト、2013書籍BEST5+1


今年は、ノンフィクション本を76冊読了した。あいかわらず速読身につかず(涙
下記の5冊は、頭にパッと浮かんだ良書です。
それでは、ASAMAMAマネジャーセレクト、BEST5+1

特別編一冊
『シークレット・レース』-ツールド・フランスの知られざる内幕
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読み始めたら止まらない、ノンストップ・ノンフィクション!





第5位『サルファ剤、忘れられて奇跡』-世界を変えたナチスの薬と医師ゲルハルト・ドーマクの物語25524109_1


「サルファ剤」を縦軸に、医師・ゲルハルト・ドーマクの人生を横軸
にした良書。




第4位『古代日本の超技術』-あっと驚くご先祖様の智慧
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文庫版ならではのコストパフォーマンスに、日本の建造物の見方が変わる良書です。






第3位『そのとき、本が生まれた』
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買書家のボクにとって、待望の書籍でした。






第2位『羽』-進化が生み出した自然の奇跡
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数多く添えられた図版の美しさに、「鳥」「羽」の進化にフォーカスした
好書。





第1位『鉄条網の歴史』-自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明
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ローテクの鉄条網の歴史は140年。
この負の遺産は、人間の欲望が続く限り終わりがないのかもしれない。



当園マネジャー手作り、普段使いのおもてなし料理「長芋汁」♪


クリスマスもおわり、いよいよ2013年もラストスパートですね。「終わり良ければすべて良し」です。
昨日は、自分自身に“喝”を入れるため粘りの濃い「長芋汁」にチャレンジしました。

【普段使いのおもてなし料理・長芋汁】P1011062







◆材料・・太陽に一番近い高原で育った、八ヶ岳高原の「長芋」と青海苔、調味料です。
P1011058
JA長野八ヶ岳・川上支所の「長芋」は、信州・東地区の特産品ですね。
「長芋」は、いろいろな食べ方がありますが、アツアツ味噌汁にすると
心も体もあったまります。



この料理はまずは、材料です。上質な長芋を入手して下さい。それからよく洗って皮ごとおろして
召しあがっても。皮の独特の甘さを楽しめます。

03406416_1★参考書籍
『おかみさん食堂』普段使いのおもてなし料理

著者 井出 美香
出版社 ソフトバンク クリエイティブ

2013 ASAMANAクライマックスシリーズ、ご当選のお知らせ


P1011054浅間山
標高 2,568m
2013.12.24 撮影




☆☆☆【ご当選おめでとうございます】☆☆☆

平素より当園をご利用いただき誠にありがとうございます。
当園スタッフ一同、改めて感謝の気持ちをお伝えします。

さて、本年も2013WINTER GIFTをクライマックスシリーズと題し、信州《特選》サンふじリンゴ
を販売致しました。

今シーズンの信州産「サンふじ」りんごについていえば、春先・4月末の凍霜害にはじまり、上半期
は、平年比の降雨量は信州各地約40%ということもあり、リンゴが玉伸びせず、小玉傾向で贈答用
に関していえば、10~15年の大不作ともいわれております。
また、秋の天候も曇天で、「安曇野サンふじ」りんごは昨年比60%といわれております。
おいしい、リンゴの秘訣のひとつは、「光合成」です。台風等の影響も考えられます。
よって贈答用(良質)で大玉のサンふじは、本当に不足しお客様にも多大なご迷惑をおかけ致しました。

しかし、そのような状況でも数あるウィンターギフトに当園提供の「サンふじ」リンゴを心を込める贈り
ものにご利用していただいた事にASAMANAスタッフ一同改めて感謝申し上げます。

それでは、厳選なる抽選の結果【ASAMANA・クライマックスシリーズ】のご当選者3名様を下記
にお知らせ致します。

1等 1名様 みかんは小粒、甘さは大粒『桜島小みかん』
P1011048P1011052◆小ささにかけては世界一の「桜島小みかん」
は原種に近い素朴さにぎゅっと詰まった旨味が
魅力です。その独特の香りをいかして皮を乾燥
させて薬味にしたり、入浴剤としてもファンが
多いミカンです。



ご当選者様 東京都在住 吉岡様



2等 2名様 世界自然遺産の大地より 『知床紅男爵芋』 5kg
P1011057
熟成させると糖度10度を超える「知床紅男爵」。北海道民でさえ
入手困難といわれております。

ご当選者様 長野県在住 渋谷様
        東京都在住 永池様


ご当選者の皆さま、本当におめでとうございます。

書評 イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

■書評 イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

25793828_1イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

著者 宮田 律
出版社 新潮社
発行 2013 09/20




日本人のボクとして、「イスラム」と聞いてまず思い浮かべるのは、ウサマ・ビンラディンでありアルカーイダである。そしてサッカーでは「中東の笛」とあまりよいイメージはない。しかし本書を読了すれば、ボクのイメージはいかに愚かで偏見であることがわかる。

では、歴史から遡ってみよう。1275年に元朝が日本の鎌倉政府に5人使節を送った際に、そのうちに2人がムスリムであったとされる。その後は江戸時代の鎖国によりシルクロードの文化が我が国へは遅れてもたらされた。そして、イスラム圏の人々が日本への見方が変わった出来事が2つある。①日露戦争での日本の勝利、②広島・長崎への同情である。①オスマン帝国は、長年ロシア帝国主義の進出により苦しめられた経緯があったからだ。従って、1905年日露戦争に勝利した直後には、トルコでは、「トーゴー」、「ジャポニア」という名前をつけた人まで現れたという。②については、皆さまも察しがつくと思う。イラクなどへの空爆である。イラク戦争の際に日本は、人道復興支援活動で陸上自衛隊が派遣された。その際、現地サマーワでは「帰らないで」デモがおこっていたという。その地でサマーワ復興支援隊長は「日本は、アメリカと戦い敗戦国になっても、世界第2位の経済国となった。古代メソポタニア文明から偉大な歴史を発展させてきたイラク人に復興や発展ができないことはない」と語ったという。

また本書の冒頭には、イスラム圏に住む人々の挿話が多く紹介されている。日本人の礼儀正しさ、清潔さ、高い教育水準etc..は理想的なイスラム教徒のあり方をとして賞賛されている。とりわけ、石油依存国だけに「日本の中小企業に学べ」などビジネス面においても同様である。

そんなイスラム圏の人々だが、各国を訪問した著者によれば概して人は懐っこく、他人を思いやり、気さくで親切な人が多いという。その理由(わけ)は、外からやってきた人間との接触が多い遊牧社会の伝統が根付いているからに他ならない。また彼らのもてなし以外に心の奥底の部分での日本との共通項、禅とイスラム神秘主義があるという。これは日本人が好んで使う「愚意(物事の意味を直接表わさず、別のものであること)」を交えた表現にとりわけ、親しみを感じているようだ。よって2013年4月オリンピック誘致のためにニューヨークを訪問した猪瀬氏の発言「先進国はホスピタリティー、もてなしの心が違う」とトルコを意識して発言したが全くの誤解である。

欧米人のなかには、首都を標的にした自爆テロなどでイスラムを敵視するむきもあるようだが、まさに「木を見て森を見ず」であろう。そこには日本のメディア等も含まれるかもしれない。ネットでは日本のポップカルチャーに接し、世界一ビックな紀伊國屋書店はドバイに存在し、日本人の名の付いたストリートも数多く存在する。その他枚挙に暇がない。問題は、イスラムの人々の敬意にボク達日本人がその親愛に応えているかであろう。2050年には、イスラム教徒の人口は世界の96億人のうち約3分の1を占めるという。

エネルギー問題を含め、イスラムをまず、自分の眼でしっかりとボク達日本人は検証するべきであると痛感させられた。

柚子湯に入って運盛りしよう!『冬至』2013


四国・愛媛県では、35年ぶりに11月に積雪を観測し、一昨日東京で雪を例年より14日
早く観測しまさに、夏の酷暑の「倍返し」の日本列島の寒さですね。

【一陽来福】
一年で最も日が短い日が今日の「冬至」です。よって翌日から日が長くなっていくということ。
そこで冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に
行われてきました。また、冬至は太陽が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくる
ことから「一陽来福(いちようらいふく)」といいます。

【柚子湯】
P1011047






柚子=「融通」がきく。冬至=「湯治」に、こうした語呂合わせから柚子湯に入るという意味があり
ますが、もともと「運」を呼び込む前に厄払いをする禊です。
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え症を緩和したり、体を温めて風邪の予防をしたり、芳香
によるリラックス効果もあります。

【運盛り】
冬至には、『ん』のつくものを食べると「運」を呼び込めるといわれています。
たいこん、にんじん、れんこん、みかん、きんかん、うどんetc..
「ん」のつくものを運盛りといって縁起を担いでいたのですね。

【冬至のこんにゃく】
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冬至に「こんにゃく」を食べる風習の地域もありますが、「砂おろし」、「胃のほうき」と昔の人は
呼び、体内にたまった砂を出すのですね。

あれ、冬至には「かぼちゃ(南瓜)」は???と思われ方も多かいと思います。以前は一次産業に
従事する方も多く保存期間が比較的長いため「冬至にかぼちゃ」を食べると風邪を引かない
と言い伝えられてきましたが、今スーパーマーケットで並んでいるカボチャの主産地は、「メキシコ」産。
環境負荷のことを考えれば、わざわざ季節の逆の国から運ばれてきたカボチャで「冬至」に
カボチャはナンセンスですね。“旬”の食材で「運盛り」するべきだと思います。

とにかく、2013年も残すところあと僅か、柚子湯の入り元気に本年を駆け抜けましょう!!
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