▼ 【夏越の祓 2012】
今日で、2012年上半期も終わりですね。皆さまにとってどんな上半期でしたでしょうか?
6月最後の今日は、上半期の無事に感謝し、半年分のケガレをはらう日。
下半期のケガレを払う「年越の祓」と並び重要な日です。
茅の輪くぐりといった「夏越の祓」行事を行っている神社やお守りなど、授与物を飾るといいといわれております。
水の神様として知られる京都の貴船神社の絵馬と「水守り」は、雨や湿気から害を避けたい思いがこもって
いるそうです。
皆さんも、季節の花(黒百合)などを飾り、和菓子を添えて上半期の無事に感謝してみてはいかがでしょう。
2012年06月
Grape
【種なしデラウェア】 産地 山梨県 JAフルーツやまなし

まずは、今シーズンの葡萄第一弾は、デラウェアです。
たいへんポピュラーな小粒品種。果汁もタップリで糖度も高く食べ始めたらやめられません。
価格 1パック 約300g入り ¥380- です
Peach
【はなよめ】 産地:山梨県 JAふえふき

露地栽培の桃としては最も早い6月下旬に収穫されます。
この「はなよめ」は糖度も高く、また糖度センサー選別された桃です。また食味も好評です。
ところで、「はなよめ」の名前の由来ですが、6月はそうJune Bride(6月の花嫁)にちなんで命名されたそうです。
なんとも可憐で愛らしいネーミングですよね。
桃の保存法・・キンキンに冷やしすぎると甘みが落ちるので注意して下さい。
食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすのがベストです。
価格 1玉バラ ¥170- です。
【種なしデラウェア】 産地 山梨県 JAフルーツやまなし

まずは、今シーズンの葡萄第一弾は、デラウェアです。
たいへんポピュラーな小粒品種。果汁もタップリで糖度も高く食べ始めたらやめられません。
価格 1パック 約300g入り ¥380- です
Peach
【はなよめ】 産地:山梨県 JAふえふき

露地栽培の桃としては最も早い6月下旬に収穫されます。
この「はなよめ」は糖度も高く、また糖度センサー選別された桃です。また食味も好評です。
ところで、「はなよめ」の名前の由来ですが、6月はそうJune Bride(6月の花嫁)にちなんで命名されたそうです。
なんとも可憐で愛らしいネーミングですよね。
桃の保存法・・キンキンに冷やしすぎると甘みが落ちるので注意して下さい。
食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすのがベストです。

■書評 オオカミの護符
オオカミの護符
著者 小倉美恵子
出版社 新潮社
発行 2011 12/15
月に一冊は読みたい動植物本。今月の主役はオオカミです。
お正月、お盆には大渋滞を覚悟で、ふるさとへの帰省ラッシュが始まり高速道路は30~50キロmの大渋滞は当たり前である。ここに日本人の精神がやはり宿っているのではないかと本書を通して感じた。
著者の生まれ育った場所は、川崎市・土橋。今では「たまプラーザ」まで徒歩で行ける距離でステータスのある住宅街である。著者が生まれた当時は約50世帯、今では7000世帯まで伸びた地域である。お百姓の娘として育った著者は、ひょんなことから家の蔵にある「護符」を見て本書のストーリーが展開する。
そして、まずは武蔵国へと分け入ることになる。歴史を遡ればオオカミは、縄文時代には、実際牙や手足の骨など一部のお守りとして身につける風習があったそうだ。ニホンオオカミは、実は100年以上前に絶滅されたといわれている。その信仰が著者の足元、土橋にて伝統が継続されていることを知りよりエキサイティングになった光景をボクの目に浮かぶ。
御岳山に登頂した著者は、首都圏と武蔵国が2分されていることをはっきりと目にする。「首都圏は都心へ、武蔵国は、山々へ気持ちが向かっている」とそれもそのはずである。山岳信仰の「講」は江戸時代の物見遊山などの娯楽と他方、庶民の間では「山への信仰」が息づいていたのだから・・
オオカミは、作物を荒らすイノシシや鹿を退治する「益獣」として崇められ「オイヌ様」と呼ばれ、前述した「講」に繋がる。
そして、「講」を組んだお山に登る理由(わけ)は、山の神を喜ばせ、一年の無事と豊作・豊漁をお願いするためであるが、この山々は、他にも富士、大山、榛名、戸隠などでも「御師」(先導師)の存在が知られている。しかし、武蔵御嶽神社のみ毎年里山に下りてお札配りをするそうだ。
本書に釣られて無性に「戸隠」に行ってみたいと思った。
この書籍は元々、2008年に文化映画賞文化記録映画優秀賞を獲得してから書籍化された。それに同行したのが、元民族映像研究員の由井氏である。奥秩父の峠を分かち合う信州・川上村の出身だそうだ。川上村といえば、天然記念物「川上犬」。オオカミと犬を交配させた狩猟犬だ。そこでまた繋がりり由井氏本人もビックリしたのではないだろうか?
また、埼玉県・新座市には、本書の表紙と同様のお札が実際に存在しているから驚きだ。
昨今、山登りがブームであるが、お里をじっくり見つめ直す意味で、近所のひょんな疑問から旅も始めるもの粋で新たな発見に巡り会えるかも知れないし、または、違った意味で自分探しになるかもしれないですね。

著者 小倉美恵子
出版社 新潮社
発行 2011 12/15
月に一冊は読みたい動植物本。今月の主役はオオカミです。
お正月、お盆には大渋滞を覚悟で、ふるさとへの帰省ラッシュが始まり高速道路は30~50キロmの大渋滞は当たり前である。ここに日本人の精神がやはり宿っているのではないかと本書を通して感じた。
著者の生まれ育った場所は、川崎市・土橋。今では「たまプラーザ」まで徒歩で行ける距離でステータスのある住宅街である。著者が生まれた当時は約50世帯、今では7000世帯まで伸びた地域である。お百姓の娘として育った著者は、ひょんなことから家の蔵にある「護符」を見て本書のストーリーが展開する。
そして、まずは武蔵国へと分け入ることになる。歴史を遡ればオオカミは、縄文時代には、実際牙や手足の骨など一部のお守りとして身につける風習があったそうだ。ニホンオオカミは、実は100年以上前に絶滅されたといわれている。その信仰が著者の足元、土橋にて伝統が継続されていることを知りよりエキサイティングになった光景をボクの目に浮かぶ。
御岳山に登頂した著者は、首都圏と武蔵国が2分されていることをはっきりと目にする。「首都圏は都心へ、武蔵国は、山々へ気持ちが向かっている」とそれもそのはずである。山岳信仰の「講」は江戸時代の物見遊山などの娯楽と他方、庶民の間では「山への信仰」が息づいていたのだから・・
オオカミは、作物を荒らすイノシシや鹿を退治する「益獣」として崇められ「オイヌ様」と呼ばれ、前述した「講」に繋がる。
そして、「講」を組んだお山に登る理由(わけ)は、山の神を喜ばせ、一年の無事と豊作・豊漁をお願いするためであるが、この山々は、他にも富士、大山、榛名、戸隠などでも「御師」(先導師)の存在が知られている。しかし、武蔵御嶽神社のみ毎年里山に下りてお札配りをするそうだ。
本書に釣られて無性に「戸隠」に行ってみたいと思った。
この書籍は元々、2008年に文化映画賞文化記録映画優秀賞を獲得してから書籍化された。それに同行したのが、元民族映像研究員の由井氏である。奥秩父の峠を分かち合う信州・川上村の出身だそうだ。川上村といえば、天然記念物「川上犬」。オオカミと犬を交配させた狩猟犬だ。そこでまた繋がりり由井氏本人もビックリしたのではないだろうか?
また、埼玉県・新座市には、本書の表紙と同様のお札が実際に存在しているから驚きだ。
昨今、山登りがブームであるが、お里をじっくり見つめ直す意味で、近所のひょんな疑問から旅も始めるもの粋で新たな発見に巡り会えるかも知れないし、または、違った意味で自分探しになるかもしれないですね。
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