■書評 イギリス近代史講義
著者=川北 稔
出版社 講談社現代新書
発行 2010 10/20
この書籍を読んでいる矢先に、2010年の中国のGDPが日本を抜き世界第2位の経済大国にというニュースが流れ、仏のブティック最大手のルイ・ヴィトン」が、アジアの香港人モデル人を男性としてはじめて採用するこことなった。
さて、わが国日本は、現在成熟国なのか衰退国なのか?
以前何かの調査会社が行ったデータによれば、国民の意見として日本国の年齢は、50代半ばだったと記憶している。(情報が定かでなくてスミマセン。)
そこで、ある意味先輩国・イギリスになにか学ぶ点がないかとこの書籍をセレクト。
その先輩の位置づけは、「衰退国」という意味においてだ。イギリスといえば、「産業革命」を生んだ国として周知の事実だ。もともと「産業革命」というのは、20世紀に入り使われはじめた用語である。
実はこのイギリスという国、なんと驚いたことに昔から地主が資産を運用して金利で生活する国だったことだ。通常、国の成長段階から言えば、第一次、二次、三次へと移行していくが、いきなり「シティ」が極端な話、出来あがってしまった国なのだ。
産業革命時代の成功が、非効率に細分化された職人集団と職業別労働組合が権力を持ち、産業革命から次のステップ、テクノロージー分野、すなわち工業化の遅れとなった。
しかし、第三次産業「ポスト工業化」に入りサービス業が中心となり、ビックバンとともに「金融先端国」・シティとなり世界の中心となる。
問題は二点。「製造業」は、安価な賃金で「新興国」でも行われ、言葉は悪いが、中国の田舎者でもできる。
日本は、金融のような分野において、正直遅れをとった。
しかし、マネーが拡張する元の元をたどれば、製造業・いわゆる「モノ」実物経済がなければ値が付くはずもなく、それによりマネーが拡張するのも事実である。
日本は、高齢化社会の先進国であるから、やるべき事は、「イノベーション」と「効率化」であるとボクは思う。
なぜなら、マネーゲームの時代は、終焉したとボクは薄々感じている。
2011年01月
昨日は、二十四節気の『大寒』。日本各地でいろいろな伝統行事が行われましたが、わが街・小諸の隣町、
北佐久郡御代田町草越地区。
ここでは、五穀豊穣、無病息災そして「当番宿」(家を新築した人が順に務める)の厄除けを祈願する、
伝統行事『寒の水』。長野県の無形民族文化財にも指定されています。
わらで作った冠をかぶり、わらじ履きでふんどし姿。昨日の気温-6℃という寒空の下、豪快に水をかぶり、
最後に神社に兎巾を奉納する行事です。(お湯ではありません。水です、水。)
昨年は、+3℃で行われたこの行事、今年は、大寒の日-6℃。
御代田町の草越地区と言えば、東京大田市場の「レタス」のプライスリーダー産地。
寒いからこそ価値がます「寒の水」。
きっと、今年はよりみずみずしさ満点のレタスが収穫されることでしょう!!!
北佐久郡御代田町草越地区。
ここでは、五穀豊穣、無病息災そして「当番宿」(家を新築した人が順に務める)の厄除けを祈願する、
伝統行事『寒の水』。長野県の無形民族文化財にも指定されています。
わらで作った冠をかぶり、わらじ履きでふんどし姿。昨日の気温-6℃という寒空の下、豪快に水をかぶり、
最後に神社に兎巾を奉納する行事です。(お湯ではありません。水です、水。)
昨年は、+3℃で行われたこの行事、今年は、大寒の日-6℃。
御代田町の草越地区と言えば、東京大田市場の「レタス」のプライスリーダー産地。
寒いからこそ価値がます「寒の水」。
きっと、今年はよりみずみずしさ満点のレタスが収穫されることでしょう!!!
『アグフレーション』 この言葉が、1~2年後「流行語大賞」とならなければ良いのだが・・・アグフレーションとは、農業を意味するアグリカルチャーと物価上昇のインフレーションを組み合わせた造語である。
たまたま、京都駅で新幹線ダイヤの乱れもあったことより、活字好きのボクは何か読み物をと思い、新聞「日経ヴェリタス」(旧・日経金融新聞)を購入した。購入した後に気が付いのだが、ラッキーな事にTOP面が「新興国・人口爆発が招く食料高」だった。
国連食料農業機関(FAO)が1/5発表した、2010年12月の食料価格指数は1990年1月以降で過去最高を更新した。実は、穀物の高騰劇は過去3回ほどあったそうだ。
1970年代に旧ソ連の干ばつ、90年代は、米国の大洪水。2007~08年は、マネー経済の主導で価格がつり上がった。そして、百年に一度の危機と言われている、オーストラリアの大洪水。
従い、過去の高騰劇を勘案しても、今の穀物高騰は実需である。
「マネー経済はより小資本で、より短期期間でより大きく利を上げ、そしてより安全な市場へ」とボタン一つで移動する。
現実問題、年が変わってからガソリン価格、、コヒー豆などの値上げ報道等がなされているが、これは単純「需要と供給」で価格がほんんど決まる。
昨年の夏からその兆候はあったらしいが、市場がみているのは世界の人口爆発や、新興国の所得向上による食生活の長期構造要因だ。
世界の人口は、現在68億人。2050年には、91億人と推定されており、今より70%の食料増産が必要らしい。
日本の買い負け懸念!!!皆様もご存知のように、新春の「東京築地市場」に於けるマグロの買い付けは、香港系が競りおとした。食料自給率がカロリーベースで4割にとどまる、わが国・日本。
これはボクの記憶の範囲だが、日本の葉物野菜の60%以上が65歳以上の方々で生産されている。
約10年後はと考えると、少々恐ろしい面もある。
また、日本の耕作放地が、埼玉県の面積に匹敵する範囲に現在及ぶのだが、現行の法制度、後継者問題等もあり、大規模経営はなかなか進まないのが現状である。
ただ、大規模な経営が本当に良いのか、また頭を悩ませる問題でもある。
しかし、「経営」の観点からすれば、「効率」が一つのキーワードになるのは間違いないだろう。
ちなみに、日本の主な食物の自給率
① コメ(主食用) 100%
② 小麦 11%
③ 大豆 6%
④ 牛肉 43%
⑤ 豚肉 55%
⑥ 鶏肉 70%
⑦ 砂糖類 33%
上記の表(情報出所:日経ヴェリタス第149号参照)を見れば一目瞭然。
本場の讃岐うどんを食べている国民は、かなり少ないのではないだたろか?
是非、飲食店さんにも「オーストラリア産小麦100%使用 讃岐うどん」とメニューなどに記していただきたい。
そうすれば、多少「食」に対する見方が変わるかもしれない。
神戸牛100%使用の都合が良いほうばかりではなく・・・
参考(穀物等の国際価格の動向)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_kakaku/pdf/kakaku.pdf
いよいよ、当園マネジャーの京都・滞在も最終日。
まず、向かった先は、「大報恩寺」通称『千本釈迦堂』。
境内の入り口が夜中に積もった雪の残る民家に囲まれ風情がいい。
星の数ほどある仏像のなかでも、都の屈指の仏像がここでは、拝観できる。「聖」「千手」「馬頭」「十一面」「准てい」「如意輪」と六道の苦しみから救ってくださる大変ありがたい菩薩様である。そして、京都人に愛されている人?「おかめさん」。『おかめ塚』とよばれているのだが、にっこり微笑んでいるのが愛らしい。
お寺や神社でお願いをする人がいるが、逆の立場になれば、「そんなにみんなにお願いされても・・・」となるので願うのではなく『誓う』、これが正式な作法である。(キーワードは、誓い)ちなみにこのお寺洛中、最後のお寺だといわれている。都では、この前の戦争と言えば、「応仁の乱」だから、心底仏像好きの方はお勧めである。しかし、この前の戦争が「応仁の乱」という都人、やはり歴史が違う。
そして、徒歩で、2~3分歩いたら、なんと超・超・超ラッキー!!!
上七軒でこれからお稽古にいく「舞妓」さんお二人に出会い、お上さんに「一見さん・お断り」のところをなんとか許可を得て、写真を撮らせていただきました。やはり計らいが違う。まだまだ、お若い「舞妓」さん。ほっぺのニキビがなんとも初々しい。blogでは、残念ながら掲載できませんので、京都五花街の一つ「上七軒」街並みを掲載しました。(キーワードは、艶)
この場所、上七軒を歩いた先は、菅原道真を祭神とし、千年の歴史を持つ『北野天満宮』。ここは、観光客より京都人のが訪れる人が多い場所である。
地元の方に(「天神」さんこの先ですか?)と言ってもそれが、通常の会話だった。
そして、最後は全国に3万社ある「お稲荷」さんの総本山、『稲荷伏見大社』。
その総本山、稲荷山まで200㍍以上の山詣の道があるらしい。しかも下山途中で、ジュースが¥230-(1本)である。
まあ、それはそれとして、とにかくスケールがやはり違う。
京都の旅は、総本山で総決算である。
伏見稲荷大社、狐の狛犬。
「楼門」の前や「本殿」の前などには普通、阿吽の狛犬が置かれているが、
伏見稲荷大社の場合、狛犬に代えて狐の像が置かれています。
旅の帰りの前は、やはり自分へのお土産?。
『お香』と『扇子』をセレクト。扇子を購入した場所、六角堂通りの店長さん曰く、昨年末日本人スーパーメジャーリーガーもご来店の事。
ここでのキーワードは、『におい』&『初夢』である。なぜ初夢が出てくるのか、実は江戸の歳時記によれば、初夢は「一富士、二鷹、三茄子」そして「四扇、五煙草,六座頭」だそうだ。
ちなみに、「二十正月」と言い一月二十日が、お正月最後の日である。
今回、京都への旅は、いろいろなキーワードを絡め、「ガイドブック」をあえて持たずに出発した。
年間5,000万人が訪れる京都。ホテルのスッタフ、道中での道案内、舞妓のお上さん、都人のいろいろな方々に感謝し、書籍では得られない感動を今回の旅で発見する事が出来ました。そして心から「おおきに」の気持ちを胸に、京都から「兎追いし、かの山・・・」故郷(ふるさと)信州へ帰ります。
さあ明日から、仕事、仕事、仕事。頑張るぞ!!
まず、向かった先は、「大報恩寺」通称『千本釈迦堂』。
境内の入り口が夜中に積もった雪の残る民家に囲まれ風情がいい。
星の数ほどある仏像のなかでも、都の屈指の仏像がここでは、拝観できる。「聖」「千手」「馬頭」「十一面」「准てい」「如意輪」と六道の苦しみから救ってくださる大変ありがたい菩薩様である。そして、京都人に愛されている人?「おかめさん」。『おかめ塚』とよばれているのだが、にっこり微笑んでいるのが愛らしい。
お寺や神社でお願いをする人がいるが、逆の立場になれば、「そんなにみんなにお願いされても・・・」となるので願うのではなく『誓う』、これが正式な作法である。(キーワードは、誓い)ちなみにこのお寺洛中、最後のお寺だといわれている。都では、この前の戦争と言えば、「応仁の乱」だから、心底仏像好きの方はお勧めである。しかし、この前の戦争が「応仁の乱」という都人、やはり歴史が違う。
そして、徒歩で、2~3分歩いたら、なんと超・超・超ラッキー!!!
上七軒でこれからお稽古にいく「舞妓」さんお二人に出会い、お上さんに「一見さん・お断り」のところをなんとか許可を得て、写真を撮らせていただきました。やはり計らいが違う。まだまだ、お若い「舞妓」さん。ほっぺのニキビがなんとも初々しい。blogでは、残念ながら掲載できませんので、京都五花街の一つ「上七軒」街並みを掲載しました。(キーワードは、艶)
この場所、上七軒を歩いた先は、菅原道真を祭神とし、千年の歴史を持つ『北野天満宮』。ここは、観光客より京都人のが訪れる人が多い場所である。
地元の方に(「天神」さんこの先ですか?)と言ってもそれが、通常の会話だった。
そして、最後は全国に3万社ある「お稲荷」さんの総本山、『稲荷伏見大社』。
その総本山、稲荷山まで200㍍以上の山詣の道があるらしい。しかも下山途中で、ジュースが¥230-(1本)である。
まあ、それはそれとして、とにかくスケールがやはり違う。
京都の旅は、総本山で総決算である。
伏見稲荷大社、狐の狛犬。
「楼門」の前や「本殿」の前などには普通、阿吽の狛犬が置かれているが、
伏見稲荷大社の場合、狛犬に代えて狐の像が置かれています。
旅の帰りの前は、やはり自分へのお土産?。
『お香』と『扇子』をセレクト。扇子を購入した場所、六角堂通りの店長さん曰く、昨年末日本人スーパーメジャーリーガーもご来店の事。
ここでのキーワードは、『におい』&『初夢』である。なぜ初夢が出てくるのか、実は江戸の歳時記によれば、初夢は「一富士、二鷹、三茄子」そして「四扇、五煙草,六座頭」だそうだ。
ちなみに、「二十正月」と言い一月二十日が、お正月最後の日である。
今回、京都への旅は、いろいろなキーワードを絡め、「ガイドブック」をあえて持たずに出発した。
年間5,000万人が訪れる京都。ホテルのスッタフ、道中での道案内、舞妓のお上さん、都人のいろいろな方々に感謝し、書籍では得られない感動を今回の旅で発見する事が出来ました。そして心から「おおきに」の気持ちを胸に、京都から「兎追いし、かの山・・・」故郷(ふるさと)信州へ帰ります。
さあ明日から、仕事、仕事、仕事。頑張るぞ!!
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