本日は、1年間で一番日照時間が短い日ですね。ちなみに、6月21日の夏至に比べ、北海道・根室での日照時間の差は約6時間半。東京では、4時間40分ほど違うそうです。しかし、また明日から日は伸びていきますね。これを一陽来後というそうです。
さて、今日の本題は、なぜ冬至に「カボチャ」を食べて「柚子」のお風呂に浸かるのか?そんな伝統がありますね。実はこれ、「運盛り」の一食材なのです。食材の終わりに「ん」の付く食材を食べてると「運」がつき、幸福になるといわれております。例えば、にんじん・れんこん・だいこん・きんかん・ぎんなん。
実は「カボチャ」も「南瓜」(なんきん)と読めば上記に仲間入りすることができるのです。たぶん昔の食料不足の時代で、「かぼちゃ」は比較的日持ちも長いですから、重宝された食材だったのでしょう!!!
それでは、カボチャについて少しお話を。かぼちゃの旬は、日本各地南から収穫され、最後は北海道で収穫し輸入カボチャへと移ります。
そこで、今スーパーなどに陳列されている「カボチャ」をボクが調べたところ、なんと陳列「かぼちゃ」は「メキシコ」産なんですね。
いや、「私の家は収穫したカボチャが残っているわ。」という方もいらっしぁると思いますが...
ここで、問題が3点あります。
①カボチャ体内の性質は、収穫してまず「でんぶん」から「糖分」へ30日かけて変化していきます。よって、一番美味しいホクホクした「かぼちゃ」を食べれるのは30日目です。今度は、糖分から水分へと変化していきます。よくお客様の声で、べチャっとしてマズかったというのは、上記の要因です。
② 旬の物を食べないと体に悪影響を及ぼします。
カボチャの日本での旬は、6月から10頃です。例えば、フードコンサルタントの須永晃子氏などは、輸入フルーツは日本人の体に合わないと著書の中で書かれています。季節の問題もあるでしょうし、風土の問題もあります。また家についても、同様の事が言えるのです。「森林の崩壊」著=白井裕子 新潮新書から引用しますと、「ある企業が家の土台に外国産の木を使っていた事を反省されていた。わが国の気候、風土に合わない木を不適切に使えば、湿気や、白蟻にやられて腐ってしまう」と。木も食も「風土」がいかに大切かと言うことですね。
③ 環境負荷(二酸化酸素排出増)毒ギョーザ事件から何年経つのでしょうか? 日本国民、かなり「食」に敏感になったのではないでしょうか?
さて、「フードマイレージ」最近こんな言葉をお聞きになられた方も多いかと思います。
簡単に説明すると、「食べ物の量」×「運ばれてきた距離」、つまり食べ物がどれだけ遠くから運ばれてきて、そのためにどれだけ二酸化酸素を出してきたかが分かる数字のことです。
それでは、先程の「かぼちゃ」を例に輸送距離をみていきましょう。メキシコ産のカボチャは、ニューオーリンズ港を出発し、東京港まで輸送距離約18,508㌔メートル。仮に信州人が、冬至に「カボチャ」ではなく、ほくほくした千葉県の「さつまいも」を食べる習慣に変わったらならば、千葉~長野約281㌔メートル。依って輸送距離のみを考慮すれば、1/65で済むのです。
上記の3点から、冬至での「カボチャ」は、もう過去の話です。
21世紀になり、間もなく10年目を終えようとしております。
食についても、当然伝統や良き慣わしを踏まえた上で、進化が必要な時期にきているのではないかと思います。
それでは禊ぎのための、あったか「柚子湯」に今日はゆるりと浸かりましょう♨。明日は、お肌もスベスベですよ!!
さて、今日の本題は、なぜ冬至に「カボチャ」を食べて「柚子」のお風呂に浸かるのか?そんな伝統がありますね。実はこれ、「運盛り」の一食材なのです。食材の終わりに「ん」の付く食材を食べてると「運」がつき、幸福になるといわれております。例えば、にんじん・れんこん・だいこん・きんかん・ぎんなん。
実は「カボチャ」も「南瓜」(なんきん)と読めば上記に仲間入りすることができるのです。たぶん昔の食料不足の時代で、「かぼちゃ」は比較的日持ちも長いですから、重宝された食材だったのでしょう!!!
それでは、カボチャについて少しお話を。かぼちゃの旬は、日本各地南から収穫され、最後は北海道で収穫し輸入カボチャへと移ります。
そこで、今スーパーなどに陳列されている「カボチャ」をボクが調べたところ、なんと陳列「かぼちゃ」は「メキシコ」産なんですね。
いや、「私の家は収穫したカボチャが残っているわ。」という方もいらっしぁると思いますが...
ここで、問題が3点あります。
①カボチャ体内の性質は、収穫してまず「でんぶん」から「糖分」へ30日かけて変化していきます。よって、一番美味しいホクホクした「かぼちゃ」を食べれるのは30日目です。今度は、糖分から水分へと変化していきます。よくお客様の声で、べチャっとしてマズかったというのは、上記の要因です。
② 旬の物を食べないと体に悪影響を及ぼします。
カボチャの日本での旬は、6月から10頃です。例えば、フードコンサルタントの須永晃子氏などは、輸入フルーツは日本人の体に合わないと著書の中で書かれています。季節の問題もあるでしょうし、風土の問題もあります。また家についても、同様の事が言えるのです。「森林の崩壊」著=白井裕子 新潮新書から引用しますと、「ある企業が家の土台に外国産の木を使っていた事を反省されていた。わが国の気候、風土に合わない木を不適切に使えば、湿気や、白蟻にやられて腐ってしまう」と。木も食も「風土」がいかに大切かと言うことですね。
③ 環境負荷(二酸化酸素排出増)毒ギョーザ事件から何年経つのでしょうか? 日本国民、かなり「食」に敏感になったのではないでしょうか?
さて、「フードマイレージ」最近こんな言葉をお聞きになられた方も多いかと思います。
簡単に説明すると、「食べ物の量」×「運ばれてきた距離」、つまり食べ物がどれだけ遠くから運ばれてきて、そのためにどれだけ二酸化酸素を出してきたかが分かる数字のことです。
それでは、先程の「かぼちゃ」を例に輸送距離をみていきましょう。メキシコ産のカボチャは、ニューオーリンズ港を出発し、東京港まで輸送距離約18,508㌔メートル。仮に信州人が、冬至に「カボチャ」ではなく、ほくほくした千葉県の「さつまいも」を食べる習慣に変わったらならば、千葉~長野約281㌔メートル。依って輸送距離のみを考慮すれば、1/65で済むのです。
上記の3点から、冬至での「カボチャ」は、もう過去の話です。
21世紀になり、間もなく10年目を終えようとしております。
食についても、当然伝統や良き慣わしを踏まえた上で、進化が必要な時期にきているのではないかと思います。

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