ASAMANA manager's-blog

旬のフルーツリレー便

「書評 群れのルール」

03292349「群れのルール」 虫や鳥たちに学ぶ、集団ですごい成果を生み出すシンプルな法則

著者 ピーター・ミラー  土方奈美=訳
出版社 東洋経済新報社
出版 2010 7/17


 2010年1月19日、JALの愛称で親しまれている日本航空が、残念ながら会社更生法の手続きを行った。それから約半年後に、この書籍が出版されている。多少、狙った勘のある東洋経済新報社。

書籍を読み始めたら、出ばなをくじかれた。「サウスウェスト航空」の予約戦略システムに「アリ」の行動を取り入れ、コンピュータを駆使した予約最適システムを確立したところから、ストーリーが展開する。

本書を読み進めていくうちに、あれ「鳥合の衆」って、次は「アリ」の組織行動、ミツバチの意思決定メカニズム、実にこれが賢いのだ。たとえば、「ハチ」の家探しに、まず偵察隊が四方八方に飛び、そこで8の字の尻振りダンスを行う。この回数が多ければ多いほど、次の家の候補地の第一候補となる。
この行動は、みのさんの司会で皆様ご存知の「クイズ・ミリオネア」の観客参加時の正解率(オーディエンス)に該当する。それから、シロアリ、鳥、トナカイ、バッタの行動を観察し、動物や虫の行動学から人間社会と組織のつながりなどを考えさせる構成となっている。著者は「ナショナル・グラフィックのエディター」。よってその観察・洞察力は、超一級だ。
行動の研究の際には、4000匹にマーキングをして追跡した。これぞプロ魂が、読み手に感じられ、その信頼度・情報の鮮度は、関心させられる。 最後に登場する「バッタ」の研究には、イスラム教徒の人々が連帯感を示す機会の年に、一度の大巡礼がサウジアラビアのメッカでがおこなわれたのだが、2006年には圧死事故で249人が亡くなっている。
この事故解明には、「バッタ」が一役買っているのだ。今では、あのCIAでさえ、あらゆる群集の叡智を利用し、間接的協業の時代に突入した。

小学生の夏休みの研究課題が、このような事につながってくるとは、今更ではあるが思い知らされた。

「死刑絶対肯定論」

書評死刑絶対肯定論 無期懲役因の主張
著者 美達 大和
出版社 新潮新書
発行 2010 7/20




はじめに、本日朝一番でこのblogをご覧になられた方には、深くお詫び申し上げます。
食のblogコーナーにいきなり「死刑」の文字である。本日だけ、お許しをいただきたい。
平成21年(2009)年5月21日より裁判員裁判がはじまり、先月11月25日に裁判員制度初、少年に死刑判決が下された。わが国でも、また世界各国賛否両論、死刑存置派と死刑廃止派。ちなみに、現在の先進国において、死刑を存置している国は、アメリカ、日本、まもなく先進国の仲間入りするであろう中国である。本日のblogにて、どちらかという回答を出すつもりは全くない。
それでは、現場にいる人間の意見はこうだ。ほとんどの凶悪犯は、反省などしていない。更正しようとしている人間は、ほんの数%だそうだ。刑務所内は自由はないが、しっかり食事も出るので不自由もない。そして、「悪貨が良貨を駆逐する」ではないが、比較的刑の軽い犯罪者が、より凶悪な犯罪者のベクトルへと引き寄せられていく環境だそうだ。
したがって、「死刑」をなくすべきではないし、終身刑はさらなる厄介事を増やすだけだと著者は述べる。
さらに、刑務所内の環境が、2007年の監獄法改正により、月に約7回ほどビデオすら観る事ができるようになり、刑務所職員に舐めてかかる環境で、著者自身も刑務所のイメージが全く入る前と、入所した後のギャップに驚くほどゆるいとすぐに感じたそうだ。

極端な言い方をすれば、パラダイスだそうだ。
この著者については、元金融関係の仕事に従事していたらしく、著書自身も狂が付くほどの読書好きだそうだ。モンテスキュー、ヘーゲル、カントetc。 など書物を読み漁り「人を殺すとは、どういうことか」常日頃考えていることが窺えるのだが、もしあなたが裁判員になったら、被害者の方だけ目を向け、加害者のことは一切考えるなと断言する。

そして、書籍のおわりに著者は「光の粒子と瞬きに、自分の愚かさを悔いる度に、体の芯に熱を帯び、殺人を犯した者の人生は、どれだけ善行を重ねようとも非難に値するものである」とこう述べる。
それにしても、月に100冊刑務所内で書物を読む著者は、一体・・・

「天水・草枕小玉みかん入荷しました」

PC060165今日、ご紹介するフルーツは、『みかん』。
もう信州の方々は、夕食後こたつに入りながら、お口直しのお茶とそして欠かせないフルーツ、『みかん』ではないでしょうか?
みかんの代表的な産地を、まずは小林農園のバイヤーなりにピックアップしたいと思います。

まず、愛の国・愛媛県は、真穴(まあな)、八幡浜そして川上。和歌山県は、AQ有田に田村のみかん。
愛知県では、蒲郡、静岡県は三ケ日etcといった具合です。(あくまでも私見です)

それぞれ上記の産地に共通する事はと言えば、それは「三つの光」!
①「お天道様からの光」②「海から反射する光」③「段々畑の石垣から反射する光」などです。
本日、入荷した「天水・草枕小玉みかん」は、日当たりのよい斜面と有明海からの光をうけ、日本有数のみかんの栽培地にしています。
なにしろ、熊本の地元の方々でさえ待ち望む、甘さにコクのある贅沢なみかんです。
夏目漱石の小説、「草枕」の中で描かれた光景を思い浮かべながら召し上がって下さいませ。

※AQ有田のAQは、有田クオリティーの略です。
余談ですが、東京大田市場は、12月みかんの入荷のためだけに、仮設の施設を増設します。
上記に記した産地以外にも、各県の代表する「みかん」が所狭しと置かれております。
ご興味のある方は、見学に行かれても面白いかと思います。

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